2.男装マネージャー頑張ります【ハイキュー】

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｢ﾊﾊｯ……まぁワシとA顔似とるしな、分かるのも無理ないで治くん｣



｢……は、はぁ｣





私、こんなしわくちゃとちゃうねんけど…まぁええわ
あれから結局治先輩に腕を引かれ、理事長室に連れていかれた。

何ともおじいちゃん曰く別にバレてもええらしい



ほんま気分屋で何よりやで……今頃怒ってもシャーないしな(訳:怒るのめんどくさい)





｢で？Aは桃ちゃん？とやらになるんは嫌なん？｣



『……ぇ、ええ、まぁ別にええけど……桃ちゃん知っとる人おるからバレたら嫌や』



｢あー、ツムめっちゃ気に入っとったもんな｣



｢なんやて？？うちの可愛い可愛い孫娘を気にっとるんやと？？｣





あー、ほんま私のおじいちゃん面倒臭い
なんでそこに突っかかるん？






｢ぶっちゃけツムはAの顔で選んでるんで、気にせんくてええですよ！｣(訳:ツムには渡さん)




｢ははっ！なんや治くんおもろいなぁ、気に入ったわ〜！！｣




｢それは嬉しいです〜！！｣






…なんで仲良くなっとんねん






｢ていうことで、A人肌脱ごか｣



『ゑ』



｢せやなぁ…制服着とったら怪しいから他校から来た感じの私服の方がええな｣





あの…おじいちゃん？
ここにおる本人無視して話進めやんといて？






｢ワシがええ服着せたるからな〜！髪はそのままストレートにしとき、ほな治くんとデートしておいで！｣




『ちょまてよ』




｢キム○クやん｣




『やかましいわ』




｢俺一応先輩やで｣




『…………ぬん』




｢ぬん？？？｣





※結局着た





-








-








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-




『…………はぁ』



｢ふふ、可愛ええなぁ｣




可愛いもくそもあるかい…

確かに綺麗な服やと思うよ、どーせ選んだんはおじいちゃんやなくておばあちゃんやと思うけどな





『………』




｢？｣




なんかめっちゃ周りの視線が凄いというか見てくるんやけど、私なんかした？

もしかして…治先輩のファン？


いや…なんでファンに気を使わなあかんねん、私のファンやないんやし。






『それに、そんな変な服装やないのに』





今のコーデは結構落ち着いた大人っぽい服装やと思う、もう秋やし暖かい格好でもあるから制服よりぶっちゃけええんやけどな







｢そこに怒っとるんかいな…｣




『？』




｢気にせんでええんよ…あ、あそこクレープあるで？行こか｣




『行きます』







おじいちゃんの金いっぱい使わんとなぁ

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