よく分からない赤葦くん【ハイキュー】

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『……』




地獄の体育祭の閉会式を終え、部活は今日はなしになり各生徒たちはみんな下校していくんだけど

現在私……京治くんに腕を掴まれています




『あの……』



｢…………帰っちゃうの｣



『うん。疲れたし、京治くんも体休めた方がいいよ』






明日は休校なんだし、休める時には休んだ方が絶対いいよ、ちなみに私は既に1週間分の疲れがもうあるんだもん






｢…………寂しいとかないんだ｣



『……私としてはいつもヘトヘトな京治くんを休ませたい気持ちがあるんだけど……それじゃだめ？』



｢…………すきぃ……｣



なんて言いながら私の腕を自身の方へ引き寄せ抱きしめてくる京治くん

なにこれめちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、なんで今まで意識してなかったんだろう


私……アホすぎない？





『…ちょっ……ここ、学校……抱きしめないで…？恥ずかしいし、人来たらどうするの』



｢……じゃあどこならいいの？｣




質問を質問で返すんじゃないわ、コノヤロウ






『………人がいないところ……とか？』



｢……じゃあAの家か俺の家……いや俺の家に連れていったら確実にやばいな、でもAの家でもなんか嫌な予感がするし、いやぁでもどちらかと言うと俺の家の方が100パーセントやばい……てことはAの家の方がいいってことでいい？｣



『返事がくそ長い……うちには誰もいないし気は使うことないからウチにする？』





京治くんってたまーに、いや常におかしいよね……部活の時はしっかりしてるのに、普段はおかしいのか、それとも私には気を抜いてくれているのか…


ちょっとそれはそれで嬉しい気もする





｢え、誰もいない方が余計危ないんだけど｣




『……危ないとは？』



｢いやなんでもない、我慢する｣






何を我慢すんだよ。疲れてんなら休め






『……ポンコツじゃん……京治くん』



｢でもそんな俺も好きでしょ｣



『…………』



｢え？嘘でしょ、黙んないでよ｣



『ふふ……京治くん好きだよ』



｢はい今日もオレの嫁が超可愛い｣





うん、通常運転だな









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50話があっという間に来ちゃう()

多分まだまだ書きたいのがあるので2章目あるかもしれないです

まだこの時の赤葦くんは1年生なんでね…！

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