よく分からない赤葦くん【ハイキュー】

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お姉ちゃんの馬鹿…


そんなこと言った覚えもないけど、想像したらすごく恥ずかしくなってきた…顔が暑くて恥ずかしくてたまらない…

寄りにもよって京治くんに知られるなんて…羞恥心ぐらい私にだってあるのに…


なんて自分の部屋のベットに寝転がり枕に顔を埋めていると部屋にコンコンとノックをかけられ扉をあけられる。私の了承なしかよ





｢……A｣



『……けぃ、じ、く……』



｢お姉さんのあの話…嘘なのか本当なのかはどっちでもいいけど俺としては嬉しいと思う｣



『……え？』






そう言いながら私が寝転んでいるベットに腰を下ろして私の頭を撫でる京治くん





｢まずAの愛情やデレなんて滅多に見れないし、そもそも好きな人の可愛いところを知れて嬉しくない彼氏なんて居ないでしょ…｣



『……………』



｢だからといって無理にそんなことしなくても俺はAのことが好きだから大丈夫……ねぇ顔見せてよ｣





そんなこと言われたら余計恥ずかしくて顔見れないし

なんでそんなサラリとドキドキするような言葉ばっかり伝えてくるんだよ





『……やだ』



｢なんで｣



『かお、ぐちゃぐちゃだからやだ』



｢ぐちゃぐちゃでもいいから見せて｣



『絶対い……｢フッ…男の俺に力で勝てると思ったの？A｣…………あぅ』









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｢ねぇ、A｣




『……な、なに』




体を無理やり起き上がらせたと思ったら、再度押し倒してきて、おでこがコツンとつけられて手も京治くんの手で重ねられる…

もはや完全に逃げることが出来ない体制になってしまったのだけど……

恥ずかしくて恥ずかしくてしょうがないし、顔の熱が溜まっていく一方だ。なんで京治くんは平然とできるのか意味がわからない


だから顔も恥ずかしくて見れないし、逸らしてしまう





｢ちょっと、なんで逸らすの｣



『……だ、から……恥ずかしくて』



｢ふふ、ウブだね｣



『なんでへいき、なの』



｢ん？そんなことないよ、ほら｣





そっと手を離したと思ったら私の腕を掴み自分の胸に私の手を当てる京治くん





『……！……心臓の音…』




｢俺これでも緊張してるんだけど、Aだけが恥ずかしいわけじゃないよ？｣

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