今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:10,781 hit
小｜中｜大
★帰り際 ページ29
放送が終わって控え室に戻ると、着替えをしながらユジンちゃんが電話で喋っている声が聞こえた。
｢パパごめんなさい。折角パパの力で…。｣
親の力を借りて何かをしようとしたが、上手く行かなかったらしい。
自分の服に着替えると、衣装は脱ぎ散らかしたままで、メイクだけ直しさっさと帰ってしまった。
付き人さんが、脱ぎ散らかした衣装を片付け、｢ミヨンさんも着替えて下さい。｣と言った。
テーブルの上に置かれたハンカチを見つけ、｢ユジンちゃんのですか？｣と言うと付き人さんが慌ててポケットにしまい｢お疲れ様でした。｣と出て言った。
まるで、嵐の去った後みたいだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayu | 作成日時：2014年8月14日 0時
