復讐と恋とヨングク (ページ22) - 小説

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★優しい手-１- ページ22

控え室から逃げ出して、休憩室に避難していたが何もすることがなく。

出るのはため息ばかりだった。

テーブルに伏してみる。

コトンという音がして、顔をあげるとヨングクさんと目があった。

ヨングクさんが？

何故？

私は、固まってしまった。

ヨングクさんは、私が寝ていたところを起こしてしまったと思ったようで｢ごめん。｣と謝ってきた。

今までの私の人生で、他人から謝られたことなんてなかった。

いつも悪いのは私だけ…。

ヨングクさんの慣れない言葉に、首を振るしかできなかった。

★優しい手-２-→←★休憩室

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作者名：ayu | 作成日時：2014年8月14日 0時