同居人の天才君【urt】

ちーと24 ページ27

センラside


風呂から上がれば何やら緊迫した、と言うよりかは喧嘩をしているのか
もはやエリート夫婦なうらやまのガチトーンが響いていた。

足を突っ込むべきでは無いのは分かっていたし
居酒屋の時にうらたんの話題が出ると必ず嬉しそうに話を聞いていたもののどこか暗い顔をしていた時点でお察しではある。

だーやまくん自体それなりのやり手やけど、うらたさんには弱いんか
その時だけ隙が少しあった気がする。


なんにせよ出されていたタオルをお借りして
体とかを拭いて黙って出れそうなタイミングを伺う。
台所の裏にあるせいで声が結構聞こえてしまう。






「嘘でもどっか行くとか言うな。
お前が女だろうが男だろうが出会った時に惚れてんだよ」


女だろうが…？いやまぁ性別関係なく好きだし同居してるって事でしょう。
XYZには可愛いとか美人な顔立ち多いですからね……


「もし歌い手の活動が出来なくなったら、それは浦島坂田船も休止してしまうし
嫌だよさせねぇ。

けど、こんな誰かわかんないようなリスナーにA1人が悩むことじゃないし
さすがにここまで来れば法的処置に出た方がいい。

お前がリスナー思いなのにそれが届いてない勝手なオタクはお前のためにならなければきっとそいつのためにもなんねぇよ。」



いいこと言うじゃないですかうらたん。

せんら今そのいい話聞きながらパンツ履いてましたけど。

まぁ、服きて聞こえてないフリして
ソファかりたいからなんか布1枚貸してください言えばいいかな。
べつにもう夏も近くて暑いしなくても寝れるし体調潰さんやろうけどな…



2人には言い合いが足らんのやろうなぁと
洗面所からひっそり思う。



うらたんとのこの関係も中々どこから始まったかとか今も続いてる理由とか気になるけど





センラ的にはそらるさんとの関係の方が気になりますけどね。

記憶ありますからねちゃんと。

彼方って呼んで、しかもその声にはしっかり反応した起きるそらるさん。

膝枕して寝る時のそらるさんのナチュラルな恋人繋ぎ


なんからあったとしか思えないでしょ。




まぁ、、せんらは足は突っ込みません。
だーくんに嫌われたくないので…それにデュエットが楽しみなので…

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