実験体は逃げ出したい【降谷零】

アサルト ページ9

「聞こえるか。」


「はい。あ、右に一人抜けました。狙撃します。」


パンっと打つとhitコールをあげる。今回俺が参加したのはフラッグ制。中央にあるフラッグを取ったら勝ち。無限復活できる。


「三時の方向。3人です。」


「オーケー」


移動しながらも打つ。俺は前線には出ないのでフォローしかできない。


「此処もそろそろ潮時。」


敵陣地へ、俺は向かった。




「やった！」


結果は俺らの勝ちのようだ。旗を持って帰った仲間を見て俺は自陣側に戻った。


「楽しかった。また遊びに来ます。」


「必ずこいよ。」


「はい。」






「楽しかった…」


「そうですか。それなら。」


1枚の書類的なものを渡される。


「お、俺機密事項とかの書類は受けとりません！」


「貴方の話ですよ。これは。」


その紙を受け取りまじまじと見ると日本に帰れることが分かった。

コナンくんに会える…！漸く。ようやくだ…嬉しさのあまり、色んな人に話して回った。


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「…シュウ。彼は犬かな？」


「犬だな。飼い主は…あのボウヤだろう」


そんな事を話されていたとは知らない＿





「ジャパンに帰ってきたー！」


「目立った行動は厳禁だぞ。」


わかってますよ。過保護だなぁと言うと俺の身の心配をしているんだ。お前じゃないとつつかれた。


工藤家に入ると懐かしい香りがした。


「最高っ！さて、コナンくんに電話ー…誰ですか？もしもしpolicemen」


「此処では沖矢昴。沖矢とでも呼んでください。」


いやいや誰ですか。と言うと煙草とニット帽を出された。ああ。赤井さんか。凄いなこれ。俺がいない間どんどん技術は向上していたんだな。日本凄いや。


「改めて宜しくお願いします。沖矢さん。」


「ええ。宜しくお願いします。」


って電話！電話！

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