Angel Tattoo [Kim Taehyung]

34話 ページ34

着替えて、軽く果物を食べて、テレビを見ていたらあっという間に11時になって。


ジョングクさんが来た。

「今日は出迎えてくれるわけね。」

『玄関開く音が聞こえたので…』

「ふぅん、早くキッチン行くよ」


スタスタと歩いて行くジョングクさんに着いて行ったらもうキッチンで材料を出し始めていた。


『切るんですか？やりますよ。』

「今日は切らなくていいよ、あんたはこれ茹でて」

『あ、名前…』

「なに？」

『名前わかったんです。Aっていうみたいで、だからもう名前で呼んでもらって大丈夫です』

「A、ね」


それだけ言うとジョングクさんは野菜を洗い始めた。

私も鍋に水を入れて沸かす準備する。

「今日夜外食なんでしょ？ヒョンに聞いたよ」

『あ、そうなんです。』

「ジニヒョンは俺と違って優しいから、よかったね」


『別にそんな風には思ってないです…』

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