ネクロの花嫁 (ページ43)

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イソップ

なぜ僕がいしゃのかっこなんかしなくてはいけないのか

白衣だったらエミリー先生の方が絶対いいに決まってる。

イソ「早く脱ぎたいな。」

この白衣を着ていると胸がざわめく

けど、今回の新シーズンは何故か1週間しか続かないらしく

僕がこの白衣から開放されるのもすぐだ。

それまで辛抱だ。

そんなことを考えながら僕は食堂に向かった

食堂につくと、人だかりが出来ていた

『とっても綺麗だわ！！』

『こりゃあ誰でも惚れるな』

『でも新郎がいないなんてね』

『今回は何がモチーフなのだろうな』

その群れの真ん中にいるのは

イソ「、、、！！」

イソ「Aさん、、。、」

純白の綺麗で柔らかいシルクのウェディングドレスを身にまとった彼女がいた

彼女は恥ずかしそうにブーケを抱えながら

ゆっくりとこちらに振り返った。

A「イソップさん、、。」

でも彼女の顔は少し無理をした笑顔な気がしまた。