恐怖と孤独 ページ42
『…』
スモーキーたちの所から立ち去ったAは自分の部屋のすみでうずくまっていた(体操座り状態)
バケモノ！！
こっちくんな！！！
バケモノ退治だ！！！
『っ…！！』
小さい時に言われ続けていた言葉が頭の中で響く。Aは手を耳に当てた
『ちがう…俺は…ただっ…！』
RUDEに全て話したらあの時見たいになるのかな…
『やだ…やだっ…』
｢A｣
『！？』
入り口の方を見るとピーとタケシが立っていた
『ピー…タケシ…』
Aは弱々しく二人の名前を呼んだ
｢！…スモーキーが呼んでる｣
『…行かないとダメか？』
｢…あぁ｣
『…わかった』
しぶしぶ立ち上がりスモーキーの所に行く。
｢｢…｣｣
2人はそれを無言で見ていてその後にAのあとをついて行った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
｢A｣
スモーキーはベットに横になっていた。Aが来たので起き上がろうとするが1人で起き上がるには少し無理があるのでタケシに手伝ってもらって起き上がった。タケシはスモーキーを起き上がらせたら席を外した
『…』
｢…腕｣
『…え？…あぁ』
一瞬考えたが怪我していた腕を見せる。
｢っ…｣
Aに巻いていた包帯は真っ赤だった
『…』
スモーキーによって剥がされた包帯から顔を出したのは少し傷口が開いていた傷だった
｢傷…酷くなったな｣
悲しそうな目で傷口を見る
『…大したことない』
｢…｣
近くにあったタオルと綺麗な水の入ったペットボトルを手に取ってAの傷口を洗う
『っ…』
反対の手を口元に当てて手の甲に噛み付いて痛みに耐える
｢…｣
Aの腕の傷口を洗い終わって、次は消毒液を腕にかけて傷口を消毒する
『うっ…っ…！！！』
噛み付いていた手の甲からは血が出てきた
｢…あとは包帯だけだ｣
消毒をし終わり包帯を巻く
『…』
噛み付いていた方の手を口元から離す
｢…痛かっただろ｣
『…べつ…に』
｢強がるな｣
『…』
｢…反対も見せろ｣
『…』
反対の手も差し出す
｢痛いなら痛いって言え｣
『やだ』
｢はぁ…｣
反対の手は少し血が出ただけだったから洗って消毒して終わった
『…ありがとう』
｢あぁ…｣
『…』
｢…お前のペースでいいからな｣
『…わかってる』
｢…｣
『…』
その後スモーキーを寝かせて自分の部屋に戻った
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ラム(プロフ) - 佐野寄☆涼花*玲花さん» そうなんですか？分かりました！ありがとうございます！！！ (2017年10月14日 18時) (
レス) id: 9bba63afdb (このIDを非表示/違反報告)
佐野寄☆涼花*玲花 - なんかEND OF SKYのときにもらった人物紹介？みたいな紙に達磨載ってたんだけど日向の口癖は「SWORDの祭りは達磨通せや」って書いてました (2017年10月14日 18時) (レス) id: fcbf34ad58 (このIDを非表示/違反報告)
佐野寄☆涼花*玲花 - あの「SWORDの祭りは達磨どうせいや」ってなってますけど「SWORDの祭りは達磨通せや」じゃないすか？ (2017年10月14日 18時) (レス) id: fcbf34ad58 (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - おもちちゃん星さん» あ、はい。すみません、違っていました (2017年10月13日 7時) (レス) id: 9bba63afdb (このIDを非表示/違反報告)
おもちちゃん星(プロフ) - 山王連合国って山王連合会の間違いでしょうか……？ (2017年10月12日 19時) (レス) id: 5b97630dee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラム x他1人 | 作成日時：2017年9月23日 22時
