【文スト】今宵貴方の心を奪いに参ります。…って予告状出したら逆に奪われた。【中原中也】

動き出す。 ページ6

太宰side









太宰「…盗聴器が壊された」









やっぱりね。









目は人を語る。









目だけは偽れない。いくら怪盗でも。









太宰「…となると、あとの手掛かりは___________」









あれしかないよね。









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そろそろ動こうか。









きっと、太宰治も動くだろうね。









「と、最後に録音機だけ」









ダイヤの鍵を本にさし、本を開く。









そして、太宰治の外套のポケットを思い出し、手に力を込めた。









「ん…大丈夫かな」









太宰治の異能については理解済み。









用は、太宰治の体に異能を当てなければ問題ない。









いくら服に触れようと、触れた物が太宰治の体そのものでなければ無効化は発動しない。









太宰治はポケットに手を入れる癖があった。









けどまあ、録音機の内部に電気を流したわけだから、流石に内部に手を突っ込めるやつなんていないだろう。ちゃんと壊せてるはず。









「さて、もう少しで夜が来る」









僕はそっと微笑んだ。





✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄


夢主ちゃんの異能内容を緊急変更しました！
すみません！

こっちの方が内容を進めやすかったので…

本当にすみません。


引き続き、楽しんでもらえると嬉しいです。

太宰治の落とし穴。→←カフェで厄介者に出会う。

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