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教祖とシスター ページ3

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 『ねぇ童磨、鬼になる前の事って覚えてる?』

 鬼の中にも人間の頃の記憶がある奴を探している私

 は、一応此奴にも聞いた。

 童「うーん…俺は覚えてるよ。はっきりね。A

  ちゃんは覚えてるかい?」
 
 『うーん…砂粒程も覚えてない』

 嘘。

 本当は少しだけ覚えてる。


 童「そうなのか〜…あ!Aちゃんって、普段は

  俺みたいに人間と同じように暮らしているのか

  い?」


 『うん。それこそ、宗教をしてる』

 宗教という単語にビビッと反応した。


 童「おおっ!同士だね!何教?」


 『キリスト教。同士だね!ってことは、童磨も何

  か?』

 童「俺はね!«万世極楽教»っていう宗教の教祖をし

  てるんだぜ!まぁ、極楽なんてあるわけないの

  にねぇ」


 あぁ、信者が言ってたあれね。


 近々教会をそちらと合併してしまおうと思っていた

 所だ。

 偶然って凄い。


 童「あ!そういえば、キリスト教で思い出したんだ

  けど、近々うちの宗教と合併する所があるって

  聞いたんだけど、知ってるかい?」


 『それ、私のところ。』

 童「おお!運命だね!凄いなぁ!てことは、何時で

  もAちゃんと情報交換出来るってことか

  い?」

 返事をする代わりに1つ頷いた。


 ポッケから懐中時計を取り出すと、針は既に弐を指

 していた。


 そろそろシスターモードに入らねば。

 ……正直、あんまり好きじゃないんだよな〜

 指をパチンと鳴らして何時もの姿に変わる。

 
 童「おおっ!凄い!どうやってしたんだい?」
 
 『いずれ教える。あ、鳴女さん!』

 鳴「?」

 『私の教会に飛ばしてくれない?』

 鳴「はい」


 目を開くと、教会内の自室に立っていた。


 ……あ、懐中時計忘れてきた



___________


 童「おや?これはAちゃんの…忘れていったん

  だな、後で届けてあげようか。

  あ、琵琶の君!俺を万世極楽教に飛ばしてく

  れ!」


 鳴「はい」

胡散臭い→←童「俺はもっと君のことを知りたいぜ」



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三三七拍子(プロフ) - 留射磨(ルイマ)さん» アドバイスありがとうございます!そこの所ちょっと書き直してみます! (2020年5月7日 16時) (レス) id: 9b74e616b2 (このIDを非表示/違反報告)
留射磨(ルイマ) - しくったなぜに「を」いれたw (2020年5月6日 12時) (レス) id: 6a1df0e410 (このIDを非表示/違反報告)
留射磨(ルイマ) - 童磨様って人のころのこと覚えていた気がするをとちゅうですが(教祖とシスタ一 (2020年5月6日 12時) (レス) id: 6a1df0e410 (このIDを非表示/違反報告)
三三七拍子(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます! (2020年4月19日 18時) (レス) id: 9b74e616b2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください (2020年4月19日 18時) (レス) id: f4e7d9a45e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三三七拍子(三度目の正直) x他2人 | 作成日時:2019年11月17日 16時

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