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いつも通り ページ37

煉「よもや!矢張り帰ってきたのか!」

 夜中であるにもかかわらずハキハキと話す。

 …叫ぶに近いか。

 薄暗い部屋に煉獄の目だけが浮いているように見え

 る。これはなかなかのホラーだ。

 『煉獄、しーっ』

 煉「ああ!すまない!また明日でも見舞いに来

  る!」



 颯爽と去っていく煉獄。

 開け放されたドアにぶら下がっている壊れた蝶番が

 虚しい。


 煉獄が去るまで約10秒。


 時「…何だったんだろうね」

 『うん』



 時「ねぇねぇ、普通に過ごしてるけどさ、痛くない

  の?傷」


 私の包帯に隠された傷を指さして言う。



 『んー…触ったら痛い』

 時「触らなかったら?」

 『なんともないよ』

 時「ならいいんだけど」


 それから小一時間くらい花街でのことについて話し

 ていたが、しのぶのお叱りを受けたため、渋々なが

 ら寝ることにした。


 無一郎は私の眠るベッドに突っ伏して寝ているが、

 これはほっといていいのか?

 時々「A姉さぁん」とか「ふろふき大根」とか

 寝言をブツブツ言っているが。



 胡「あっ、Aさん」

 『?』

 胡「時透君はほっといてもいいですよ?」

 『え、そうなの?なら…おやすみ?』

 胡「はい。おやすみなさい」



 …私の秘密がバレるまで時間の問題かもしれない

 な。

 そうなったら家族の話とか何から何までしないとい

 けないだろう。

 宇髄はもう大体察してしまっただろうし。

 

 目が冴えて眠れない…

 これから何日くらい寝ておけばいいのか…

秘密→←帰還



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三三七拍子(プロフ) - サブレさん» ありがとうございます!マジでモチベアップに繋がります!これからも頑張ります! (2019年11月3日 15時) (レス) id: 9b74e616b2 (このIDを非表示/違反報告)
サブレ - めちゃくちゃ面白いです!投稿頑張ってください (2019年11月3日 15時) (レス) id: f23e27acb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三三七拍子 | 作成日時:2019年10月22日 21時

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