彼女の秘密

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-you-

『少し左向いてください』

SG「…」

『次は右に、』

SG「…」

The 沈黙。←

メイクが始まってから一言も喋らない。
まぁ指示にはちゃんと応えてくれるからいいんだけどさ…、

あからさまに機嫌悪いよね。

『はぁ…』

SG「…溜め息かよ」

誰のせいだと思ってんの。

さすがにこんなに塩対応されると気分が下がるっていうか傷つく…。

『…っ』

ぎゅっと唇を噛んで涙が出ないように耐える。

こう見えても私だってガラスのハートの女。←
普通に涙だって出る。

SG「おい、」

でも、私がミンユンギなんかのために泣く必要なんかないじゃん。私が悪いことした訳でもないし、ただ勝手にキレられてるだけ。

SG「おい、聞いてんのか」

そうだよ。
この人が勝手にキレてるだけだ。
私は関係ない。
いつも通りにしてればいい。
ミンユンギに嫌われても別にどうでもいいし。

『…ヒッ』

嫌われても…

JK「ヌナ、テヒョンイヒョンがふざけてきてアイラインが…って、
何酷い顔して泣いてるんですか」

「「え！？」」

『…っう〜』

SG「お前…ため息の次は泣いてんのかよ」

JK「ヒョン、」

ムカつくムカつくムカつくムカつく…！！！
その言い方何！？
泣いてるレディーにかける言葉！？
絶対モテないわミンユンギ

『泣いたらダメなんですか！？
私だって泣きたい時だってあります！
大体誰のせいだと思って…っ』

SG「お前が勝手に泣いてんだろ」

『ヤー！！
もうブサイクにしてやる！！』

JK「ヌナも落ち着いて。
ちょっと出てきます」

『離してよ！』

静かな廊下に私の叫び声だけが響く。

JK「暴れたら担ぎますよ」

『…』←





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皆さま、
明けましておめでとうございます。

更新が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

今年はたくさん更新していきます！！

本年もよろしくお願い致します。

皆さまにとって幸せな一年になりますように。

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