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ートントントン
私は一体何のためにここにいるのだろうか。
ホソクさんからは確か、"今日はここでゆっくり休んで"って言われたんだけどな…。
JK「意外と上手い…
料理するんだねヌナ」
『意外って何さ、』
何で7人分ものご飯を作ってるんでしょうか…
JK「え?
だって包丁も握れないってイメージだった。
なんか指とか切りそうじゃん」
そして側に来たと思ったら隣でただ罵るだけのチョンジョングク。
きっとこやつは私のこと年上だと思ってないな。
『危ないからあっちいってて』
JK「あ、怒った?」
『怒ってなヒクッ……察して。』←
JK「ふっ笑」
『…ムカつく……けど助けてくれてありがとう』
生意気だけど、あの時助けてくれたのは紛れもなくこの人とユンギさんだから。
お礼はちゃんとしないとね。
JK「・・・」
『…何?』
JK「…いや?
俺、ヌナのこと嫌いじゃないよ」
『え?』
JK「なんか面白いし」
パッと視線を向けると鼻歌を歌いながらすでにリビングの方へ向かっていた。
・
・
『ふぅ…あと少し』
7人分ともなるとかなり大変な夕食作り。
いつか誰かの為に作ってあげたい!なんて思ってたけどそんな考えどこかへ飛んでいった。
JM「Aちゃん、何か手伝うよ」
『ジミンさん』
腕まくりをして手を洗うジミンさん。
それだけで絵になる。
もうすぐ料理も作り終わるんだけどね。
ジミンさんって隣にいるだけで癒されそうだから甘えることにした。←
『じゃあサラダの盛り付けをお願いしてもいいですか?』
JM「了解!」
目を細くして柔らかい表情で笑ってくれた。
もう持って帰りたい…
JM「Aちゃんさ、」
『はいっ?!』
いかんいかん…
天使のジミンさんの隣で何変なこと考えてんだ私は…
JM「いつからその…ヌナたちに」
『?』
JM「傷がいっぱい出来てたから…」
眉をこれでもかって程下げてどこか悲しそうな表情のジミンさん。
『あー…』
JM「言いたくないなら無理に言わなくていいけどさ」
私が眠ってる間に見たのかな…。
そんなに大きな傷はなくて痣が残ってるだけだけど、あまり見られて気持ちのいいものではない。
それに、一緒に働いてるスタイリストさんたちがした理由に自分たちが関係してるなんて知ったら傷つくはず。
『…ごめんなさい、』
上手い言葉も見つからずただそれしか言えなかった。
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*ソル*(プロフ) - BTS#ARWYさん» BTS#ARWY様 コメントありがとうございます^ ^ このお話完結してまして…すいませんT^T 6票もいただいたので次はジョングクのお話かも…笑 これからも楽しんでいただけたらと思います! (2019年9月26日 19時) (レス) id: e4874fcd96 (このIDを非表示/違反報告)
BTS#ARWY - こちらの作品でもコメ失礼いたします!ジョングクがいいです!ぐぅちゃんがいいです!グガがいいです!ジョングギがいいです!ジョングガがいいです!グギがいいです!計6票で! (2019年9月26日 18時) (レス) id: dc53e000da (このIDを非表示/違反報告)
Lux-mink(プロフ) - お話とてもおもしろいです!更新ありがとうございます!私は是非とも意外なとこからグクに来てほしいです!( ≧∀≦*) (2018年6月26日 14時) (レス) id: 9b103045af (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ユンギでお願いします (2018年5月31日 1時) (レス) id: 2e00eb0f6b (このIDを非表示/違反報告)
*ソル*(プロフ) - タウンさん» コメントありがとうございます!!ユンギさん大人気です!笑参加させていただきますね(*^^*) (2018年5月27日 20時) (レス) id: 839fee347f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ソル* | 作成日時:2017年5月5日 21時