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蜜「姉ちゃん、おれ、そろそろ行くわ」
海琴「そっか。じゃあまたね」
蜜「うん。それじゃあ、。姉のことでご迷惑かけることも沢山あると思うんですけど、、これからも海琴の事よろしくお願いします。
ここで失礼します。お邪魔しました。
それじゃ。
、、ステージの姉ちゃんかっこよかったよ」
そう言って10年振りの海琴の弟くんは帰って行った。
大毅「外まで送ってくるわ」
淳太「ありがとう、頼むわ」
海琴「っ、大毅っ、、ｯ」
大毅「おぅ」
海琴の頭をぽんっと叩いてシゲが弟くんの後を追いかけて行っても
海琴はずっと扉の方を向いたまま立ち尽くしてて
みんな海琴の気持ちも事情も分かってるからなんて声をかけたらいいんか分からんくて
少しの間沈黙が続いた。
神山甥っ子「海琴ちゃん」
海琴「ん？」
神山甥っ子「なんで泣いてるの、？痛いの？」
海琴「痛くないよ。笑
ありがとうっ、大丈夫っ。笑」
その後、ずっと海琴は笑顔やったけど
やっぱり辛いよな、、。
みんなの家族が帰って2部に向けて動き出しても
海琴「みんな、さっきはごめんね、、。」
なんて笑いながら言うてるし。
照史「気にすんなっ」
海琴「ありがと、、」
どうしたら海琴は幸せになるんやろうな。
ライブが始まったらいつもの明るい海琴に戻っててそのままみんな全力を出し切って神戸公演を終えた。
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帰る方向が一緒やから海琴と2人で車の中。
流星「海琴、蜜くん、あんなおっきくなったんやな｣
海琴「うん、蜜のお姉ちゃんが結婚するねんて。それで、お姉ちゃんが蜜に選んで欲しいって言ったらしくて2人でウェディングドレス見に行っててん」
流星「そうなんや、」
海琴「うん。蜜が幸せならなんでもいいんやけどなぁ」
流星「蜜くんも海琴もちゃんと幸せになれるよ」
海琴「どうだろねー。笑」
流星「大丈夫や。、、よっしゃ着いたでっ」
海琴「明日仕事やろ？」
流星「海琴は？」
海琴「仕事ですー」
流星「ならちゃんと寝ろよ」
海琴「うん、おやすみ」
流星「おやすみ」
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作者名：だいきょのみ | 作成日時：2018年11月10日 23時
