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朝飯が出来てしまった。



時計の短い針は10を指していて



そろそろ起こそかな。

寝すぎたら逆に頭
痛なるしな。






ペシペシ

大毅「起きろー」






海琴を布団の上から軽く叩いてみる。







海琴「、、、」




反応はない。







大毅「おい、今日仕事ちゃうんか」




意地悪を言ってみる。
さすがに社会人はいくら寝起きが悪くても
この言葉には弱い。



ガバッ




大毅「ちょっ、お前、なにしてんn」

海琴「美味しそー」







寝返りをうったかと思えば
ベットに引きずり込まれた。



海琴の手が
おれの手から腕、肩へと抜けていって
背中で止まる。






大毅「ちょ、やめろ、お前。


おれやって男やd」


海琴「いただきます」


大毅「は」





何かがおれの唇の下。
あごに触れて、変な音をたて
そのまま

「不味、」





そう言った。








大毅「うがぁぁぁあああっっ!!

お前何やってんねん!ぼけ!」








突然な状況すぎて
大声をあげてベットから飛び降りる。


と、言うより

転げ落ちた。









上からの反応がなくて
恐る恐るのぞき込むと





また眠り姫は爆睡してて








大毅「ハァ__。起こすのやめた」








だって、こんな変に赤い顔
見られたくないわ。







リビングに戻って
コーヒーをもう一杯飲むことにした。

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作者名:だいきょのみ | 作成日時:2018年11月10日 23時

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