愛を知らないモブ

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翌日







学校に行く準備をして家を出る
いつもと変わらない








ピコンッ









スマホが鳴った









視線を向けるとみずきの文字












『(今日もか...)』















みずきAー!一緒に登校しよー!













自分分かった。もう家出てるから待ってて











ため息をつき､そのまま学校の方向へ歩き始めた


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みずきの家














ピンポーン















また昨日と変わらない



















みずき「おはよーさん！」



















『おはよ....さっさと行くよ』


















みずき「え？！う､うん」



















こいつが居るだけでろくな事にならないしな
昨日みたいに宮治､宮侑に遭遇するのも困る



















みずき「なぁ､まだ全然時間に余裕あんで？そんな早歩きせんでも....」


















『...昨日みたいなめんどくさい奴に絡まれないため』



















みずき「めんどくさいって...侑くんと､治くんが？」



















一番めんどいのはお前だけどな



















心の中でそう思いながら足をもっと早めた






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下駄箱











みずき「A早すぎんねん！」


















『陸部だったんだから行けるでしょ』















みずき「Aがこんな早いと思わへんやろ！」
















『私も一応運動部だったから』













みずき「だとしても早すぎやろ！！やっぱプロって違うんかなぁ」











『プロじゃないし､もうバドはやってないんだからいいでしょ､その話しないでうざいから』












思い出させるなよ












みずき「ご､ごめん...」

















なんでこんなデリカシーのないやつがモテるんだろう












？「自分ちょっとそれは言い過ぎなんとちゃう？」














そう思っているとまた絡まれた













『...北信介.......先輩』














また男子バレー部の有名人
主将でイケメンの完璧人間､北信介












北「あんたの嫌な話しやったのはそうやろうけど､悪気があったわけとちゃうやろうしそこまで強く当たる必要ないんとちゃう？」

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