季節はずれの雪を降らすのは… 【Snow Man】【SixTONES】 (ページ16)

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メンバー探しページ16

向井side

はぁぁああ！楽しかったああ！！

SixTONESの初めてのライブ！！

こういうかっこいいアイドル、ほんまに憧れる！！

ラウ「すご…かったね、なんだろ、なんかさ！」

向井「いや～言いたいことわかるで？言葉には表されへんやんな！！」

終わったあと近くのカフェでラウと語り合う。

担当がこんなことしてたとか、

曲のここのメンバーがかっこよかったとか。

ラウ「北斗くんからのファンサはなかったな。さすが冷酷王子…」

向井「女子には冷たいって噂、ほんまやったんやな」

冷たいのに女子をキュンキュンさせる。

やっぱり魅力的…やからかな…。

向井「どうやったら魅力的な人になれるんやろ…。」

ラウ「魅力的…。康羽はもう十分魅力的じゃない？」

向井「ほんまに…？」

ラウ「だって康羽、周りのみんなにすごく影響与えてんの。みんながSixTONESを気になりだしたのも康羽がきっかけなんだよ？私もその中の1人」

向井「そうなん？！」

ラウ「やっぱり気づいてないんだ笑」

自分がそんなに影響を与える人間やったとは思いもせんかった。

ずっと周りの子たちが自分に合わせてくれとるんやなって思ってたし。

ラウ「それに、すごく優しい。人見知りで誰とも話せなかった私に声をかけてくれたし、そしてずっと一緒にいてくれてる。ほんとに、康羽には魅力しかないよ。…私と真逆だ…。」

ラウは悲しそうな顔をしてそういう。

自分に魅力がないって思ってるの？

ラウも気づいてないやん笑

向井「ラウも魅力しかないよ」

ラウ「え？…いや、私に魅力なんか…」

向井「ラウの方こそ優しいやん。関西から上京して浮いてる私を受け入れてくれた。やから安心すんねん。一緒におると。…ラウはうちの精神安定剤や！！！」

ラウが目を見開いた。

あ、やばい、めっちゃやばいこと言うたかも。

ラウ「キャハハ！康羽も私の精神安定剤や！！！笑」

2人で笑い合う。

そうだ、自信をもとう。

私ら2人に足りないのはそれだ。

((ﾋﾟﾛﾝ

向井「…え？」

ラウ「どうしたの？」

向井「友達から。…うちの学校、スクールアイドル作るって…」

ラウ「え？！」