メンバー探し ページ12
岩本side
放課後、約束通り生徒会室へ。
佐久間がスクールアイドルの件を話し、それが通った場合、
ふっかと私もアイドルをやるということだ。
やばい、全然想像つかない…。
私がキラキラアイドルスマイルで 大好きだよー とか
あなたのハートを撃ち抜くぞ とか言うんだよ？
深澤「照夏？なに難しい顔してんの？」
岩本「いや、アイドルになったとこ想像してみ？」
深澤「うーん。私めっちゃかわいくない？」
岩本「乗り気なんだ…」
もういいや…諦めよう…。
頑張ろ？アイドル。
頑張ってアイドルなろ？
阿部「スクールアイドルをつくるってことですね？」
佐久間「そう！！もちろん責任は私たちが背負う！！だから…！」
佐久間の熱がすごい。
佐久間の勇気にいつも尊敬する。
そうだ。信じよう。佐久間を。
佐久間を信じて素敵なアイドルを目指そう。
まぁ、話が通ったらの話だけど。
阿部「ふふ、そんなに熱くならなくても。私もそのつもりでしたから、滝沢理事長に伝えました。」
3人「え？」
微笑みながら会長が言う。
こんなに事がスムーズに進んでもいいのか…？
目黒「私たちは学校を 魅力的な学校にしたい と願っている。だから3人がそう言いにきてくれて、とても嬉しいよ…。」
岩本「魅力的な学校…」
阿部「もともと素敵な学校ですが、更に磨きたいんです。そう伝えたところ、」
((ﾋﾟﾛﾝ
阿部「ふふっ、理事長から許可がおりました！」
眩しいくらいの笑顔を見せる会長。
クールに微笑む副会長。
そして開いた口が塞がらない私たち3人。
佐久間「そんな、嬉しい…嬉しすぎる！！」
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作者名：しにゃん
| 作成日時：2020年12月28日 23時
