暗殺者やってます【ONEPIECE】 (ページ30)

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……ん?

"麦わらのルフィ"?!

ルフィ?!

実物は見た事無いがウザったいほどエースに弟君の話は聞かされたから分からないはずがない

黒髪で麦わら帽子を被ってて目の下に傷

『へぇー』

これはエースが喜ぶやつだな、教えてやろう

ミホークさんもルフィ君に何か思う節があるのかじっと見つめていた

そして気付けば会議は終わっていた

始終赤犬さんは私を睨んできていたけど青雉さんと黄猿さんはなんだかんだ優しかった

青雉「まぁいつでも頼んなさいな」

『それ海軍大将が言っても大丈夫なのか…?』

黄猿「いつでも海軍に協力する気になったら気軽に来ていいからねェー」

『それも海軍的には気軽に乗り込んでも大丈夫なの?』

海軍大将って大丈夫?

ｾﾝｺﾞｸ「ガープが言ってたのが君とは、なんだか意外だった」

そして噂はやはり当てにならんなと一言残し去っていった

え、なにそれ何言ったんだ

ﾐﾎｰｸ「A、帰るぞ」

『あ、はい!!』

スタスタと歩いていく彼を追うように歩く

ﾊﾝｺｯｸ「A!!また会える時まで元気にするんじゃぞ?!」

『うん、ハンコックありがとう』

ﾊﾝｺｯｸ「ﾊｩｯやっぱわらわの船に…」

うんごめん!!

私は遠くに行ってしまったミホークさんを追いかけ走った

ﾐﾎｰｸ「やはりこんなもの行くものでは無いな」

こ、こんなもの…貴方ほぼ話聞いてませんでしたよね

ﾐﾎｰｸ「ここにいるより、お前と稽古していた方が楽しい」

その言葉にポカーンと立ち尽くす

ﾐﾎｰｸ「……?何している行くぞ」

『あ、はい。』

いな中々ミホークさんって天然たらしだな?!
一般人なら惚れてたぞコノヤロー

その日城に帰って晩御飯は物凄く豪華な物を出してやった

でもその後今日の分の稽古が終わってないとか言って物凄く打ち込みさせられた

惚れるとかごめん嘘、この人物凄く鬼だ

でもさすがは世界最強の剣士。自分でも剣術に磨きがかかっていくのが分かる

こんな過酷な訓練も仲間を守る為と考えれば、案外やっていけることに気づいた

『よし、頑張ろ』