暗殺者やってます【ONEPIECE】 (ページ21)

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※現在

『なんて事があったなー』

あん時のエースはほんと野良犬みたいによく吠えて、最終的にはよく懐いた

ｴｰｽ「Aも人の事いねぇだろ」

最初の方物凄い塩対応だっただろと言う

『はーい昔の事掘り返さないでくださーい』

ｴｰｽ「なっ、Aもだろ!!」

などと言い合っていると、上空に青く煌めく綺麗な鳥

ｴｰｽ「お、マルコか、偵察かな」

『…私達最初マルコのあの姿見てさ、なんて言ったか覚えてる?』

エースはんー、と悩むが覚えていないみたい

ｴｰｽ「なんて言ったんだ?」

『それはね…

「その鳥!!食えるのか!!」

だったよ』

ｴｰｽ「ま、まじか」

今となっちゃなんであんな馬鹿なこと一緒に言ってしまったんだろうか…

いやでもマルコだなんて知らなかったし、そうだマルコが悪い

『よし、エースあの鳥を焼き鳥にしてやれ』

悠々と飛んでいるあの青い鳥を指さす

ｴｰｽ「いいぜ!!行くぜ、"火拳"!!」

青い鳥目掛けて炎が飛んでいく、だが青い鳥は軽く避けた

『ちぇっ』

ｴｰｽ「ん、おぃA、マルコ降りてきてねぇか?!しかもすごいスピードで」

それに反応して空を見るとこちらに向かってきてる不死鳥さん

『あ、これは…』

ｴｰｽ「やべぇ!!逃げっ…ｸﾞﾎｯ」

時すでに遅しってやつで、不死鳥の足がエースの顔面を掴んでいる

ロギアだから効かないと言っても見てる方は痛そうだ

ﾏﾙｺ「何してんだよィ!!」

顔面を抑えられているエースはもがいている
こりゃエース直に死ぬな

そう思ってると、スっと脚が離れる

ﾏﾙｺ「で、どっちが犯人なんだ?」

「『こいつ』」

「『はぁ?!』」

そう、お互いがお互いを指さしたのだ

ｴｰｽ「何言ってんだA!!Aがやれって言ったんだ!!」

『ありゃ2割冗談だったし結果手を出したのはエースだし?』

ﾏﾙｺ「８割本気かよぃ」

ゴォオッとすざましいオーラがでていて私達は顔を青くする

『あ、えっと…ごめん?』

ｴｰｽ「そんな怒んなって!!」

ﾏﾙｺ「…そうか、ところで今日二番隊は船内の掃除じゃなかったかよぃ?」

その言葉に尚更顔を青くする
冷や汗すらも流れてくる

どうやら私達は飛んだ馬鹿なことをやってしまったらしい

その後、1時間以上の説教を受け、仕事も増やされた

エースはフルボッコにされてた

私、女の子で良かった(切実)

ｴｰｽ「とんだ災難だったぜ」

『私達にむしろ災難が無い日なんてあるっけ』

ｴｰｽ「……。」

こんな毎日でも私は幸せだ