暗殺者やってます【ONEPIECE】 (ページ19)

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ある日の夜

今日もまた寝てるとこを襲いに行ったらしいが返り討ちにあったらしく

エースは船の船尾で座って海を眺めている

その後ろ姿はどうやら迷っているらしい

私は彼の隣に座る

『おにぎり、食べる?』

私は手に持ってた2個のおにぎりの1つをエースに渡す

ｴｰｽ「…これ」

疑っているのだろうか
だが安心してほしい!!

『なんと!!このおにぎり、私の手作りさ、米も保存食として置いていたやつだし、』

さすがに火は貸してもらったけど…

するとエースは1口食べ、また1口と食べていた

ｴｰｽ「俺、分からねぇんだ。あいつらはなんで白ひげを親父と呼ぶのか」

血の繋がりなんてないのに、と言う

『確かにね…でも、単純な理由だと私は思うけどな』

こんな私にも、白ひげは本当の娘みたいに扱ってくれる

正直、私に親がいた時期なんて覚えてないから、よく分からないけど居心地がいい

きっとエースも戸惑ってる

大丈夫だよエース。きっと私達にとって、彼らは大切な人になるよ

ｴｰｽ「A、ありがとな」

その言葉を聞いてから私はその場を去った

次の日、いつも通りマルコさんがエースに食事を持ってきてくれる

またなんか言うんじゃないかと心配して物陰に隠れていたけど

2人の様子を見るとそんな心配も無くなったみたいだ

だって、エースの顔、何かを振っきったような顔してる

その様子に私も少し口角が上がる
これから一段と賑やかになるだろうな

ｲｿﾞｳ「お嬢、こんな所にいたのかい」

『っ!!』

エース達に気を取られて流石にびびった

ｲｿﾞｳ「なんだマルコとエースか、ありゃ明日にでも家族になるだろうな」

『うん、そうかもね』

ｻｯﾁ「あ、A!!今日という今日は飯食べてもらうからな!!」

昨日までの私なら、要らない、とか食べない、とか突っぱねていただろう

『うん、食べたいな』

ｻｯﾁ「えっ、あ、そうか!!俺の飯はうめぇからな!!」

反応がいつもと違うからか驚いたサッチ

なんかデジャブ感じるスペード海賊団の時もそうだった

ﾊﾙﾀ「A～!!やっと食べる気になったの?!サッチは料理だけはすごいんだ!!」

ｻｯﾁ「おーおー、料理だけはとは失礼だろ?」

ｲｿﾞｳ「ま、本当の事だしな」

な、なんだと?!とキッチンの隅でしょげていた

ハルタ可愛い顔して黒い…

目の前にはチャーハン
そしてその上には白ひげ海賊団の旗

『何これ、ガキ扱いされてる?』

お子様セットかな?

次回!!サッチ死す