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月の光が照らす ページ15

及川side

あー、今日も疲れたな、やっぱ場所が違うから寝れないや

岩ちゃんも皆寝ちゃってるし。

今日の自主練にすばるんはいなかった。いつもなら俺達に付き合ってくれるんだけどな…

そんな事思いながら、校舎をうろついてると、外が見えた。そこには誰かいて、近づくと見覚えのある後ろ姿

及「すばるん?」

気付いたら名前を呼んでいた

『徹…先輩…』

彼女が振り向いた時、月の光が彼女を照らし、まるでかぐや姫みたいに月が似合っていた

乾ききっていない髪、ふんわりとした口元、少し色気を纏ったオーラで、俺を奮い立たせるには充分だった

及「こんな所で何してるの?」

『徹先輩こそ、何してるんですか?一君は?」

及「うん、中々寝付けなくてね」

『私も何だか寝れなくて、そしたらココを見つけたんです』

少し微笑む彼女は可愛い。この笑顔に何人の男が落ちただろうか。俺もその内の1人。

でも信用されないけどね

及「ねぇ隣座ってもいい?」

『……いいですよ』

及「ちょっと今の合間は何?!不安になるよ?!」

少し間が空く

すると

『あの、徹先輩』

あぁ、どうして2人なのに名前で呼んでくれないのかな。やっぱ部活だから?

及「ねぇ。名前」

彼女は不思議がる

『何がですか?』

及「今は2人だよ?先輩じゃなくて名前で呼んでよ」

『でも一応合宿だし、』

及「お願い」

じっと彼女を見つめる。すると彼女の目は揺らぐ。あぁ、今君の目にはちゃんと俺が映ってる

俺、本気で君に恋してるんだな


すると彼女は折れたのか

『分かった、徹君今日は随分とキャラ違うじゃん』

及「君だからかな」

『はいはい、何にも変わってなかった』

ほらやっぱり君は信じてないね
でもこれからはちゃんと本気で伝えるからね

及「あれ、眠いの?」

『んー、何か眠たくなってきた(。ρω-。)』

及「いいよ、俺がちゃんと見てるから」

『ハハ変なの、見てるって何を?笑』

とか言いながらもちゃんと引っ付いてくれるよね。こーゆう時の君の癖には感謝してる

及「俺も寝ることにするよ。おやすみ」チュッ

おでこにキスして目を閉じた



んー、なんだろ…やけに腰が痛い。

目を開けると隣にはまだ眠ってる彼女が。

あぁ、結局寝たんだっけ。季節が夏で良かった
風邪引かれたら岩ちゃんに殺されちゃうから

『んー、徹…君?』

及「起きた?」

『うん、おはよ』

その笑顔でまた俺は君に惚れてしまう

おはよぉございます。→←よく眠れそうって言ったの誰だ



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設定タグ:ハイキュー!! , 青葉城西 , 及川徹   
作品ジャンル:アニメ
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なつめ(プロフ) - モアさん» あ、わかりました!ありがとうございます、小説はとっても面白かったですよ!! (2019年5月28日 22時) (レス) id: fb112923a5 (このIDを非表示/違反報告)
モア(プロフ) - なつめさん» マジですか?!ちょっと遅れるかもしれないですけど直しときます (2019年5月28日 16時) (レス) id: 8adb0ccf8b (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - あだ名、名字が…変更、できないです。 (2019年5月28日 16時) (レス) id: fb112923a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モア | 作成日時:2019年2月3日 21時

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