音駒にもマネージャーはいるんです!!【HQ】

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山本「我らが因縁の相手、烏野に女子マネージャーがいるか否か…」




今日泊まる宿でまた山本が変なことを言い出した




山本「俺はいない方に焼きそばパン！」


犬岡「え〜、俺はいた方が嬉しいからいる方で！」


芝山「僕もです！」




その犠牲になったのはどうやら1年生2人らしい



山本「馬鹿野郎うちにはいねぇのにあっちに美人マネージャーが居たら悔しいだろうがっ。」



おい、聞き捨てならんなおい


山本「仮にもし美人マネージャーがいたりしたら、


俺は絶対に許さな"い！


その時は覚悟しとけよ烏野ーー！」


と涙ながらに言う虎

黒尾「山本うるせぇえ！」



『さっきから聞いてれば、美人マネージャーがうちにはいない？どこどー見てそんなこと言ってるんだい猛虎君よー』


手をポキポキ鳴らしながら近付く


山本「お前はな、なんか残念なマネージャーなんだよ！分かるか？俺の理想はもう動作一つ一つが綺麗でおしとやかな女性なんだよ！」



お前にはその欠片のひとつもない！っと言われる




ﾋﾟｼｬｰﾝ


まるで体に稲妻が走ったかのような衝撃だった





『……ｸﾞﾊｯ、今までで1番のダメージがぁ。

いやいや、そもそもこの音駒高校バレーボール部に献身的に支えてるマネージャーが居ることに感謝して欲しいね！』




と言うと虎は思いっきり私の目の前にドサッと布団に頭をぶつけながら土下座をしてきた



山本「本当にその節に関しましては誠に!!心から!!感謝しております。これからも私達のマネージャーとして大変よろしくお願い致します」




後ろの犬岡も芝山もアワアワと虎と同じように頭を下げる



『ふむ、分かればよろしい』



孤爪「また変なことやってる…」

黒尾「あんま触れんなめんどくさい」


うんそこ？一応聞こえてるからね



孤爪「でも、楽しみだよね烏野と試合」


その一言で周りが驚く



そりゃそうだ




山本「あのやる気無し男の研磨が試合を楽しみにしているだと?!」

虎がまた叫んでいる


黒尾「山本ー、そんなに元気ならてめぇだけ練習量増やしてやろうか？」

黒尾さんぜひお願いします


山本「す、すんません」





山本「ミケのせいで俺が怒られたじゃねぇか」

『私?!そもそも悪いの虎でしょ?!』


山本「いーや、俺はだな」




黒尾「山本」



山本「はいっ!!すんませんしたっ！」




明日も早いので解散となった

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