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2年3組の教室で私は研磨の机の前に立っている
孤爪「え、なに…」
『折り入って頼みがあります』
孤爪「嫌だけど」
『まだなんも言ってない!』
孤爪「どうせ、テスト範囲の勉強教えて、でしょ」
『なんで分かるの…』
孤爪「白々しいなぁ、昨年からずっと聞いてきてるくせに」
『孤爪研磨サマ!貴方の大切なご友人、いや大切な大切なマネージャーが困ってるんです!』
このままじゃ私夏の合宿参加出来ないよ!補習なっちゃうよ!
夕に出来る限り協力とか、よく考えたら私も頭良くないんだったよ!!
孤爪「もう一夜漬けしたら?」
『そんな、最初の草むらで捕まえたLv5のキャタピーにLv80のリザードンと闘わせてるみたいなもんだよ?!』
死んじゃう!
孤爪「A大丈夫、げんきのかたまりいっぱい持ってたらいつかリザードンだってPP切れして勝手に死んでいくよ」
『……そんなことして楽しいか?!』
俺は楽しいけどなぁ、って言う研磨。あなたサトシみたいなトレーナーにはなれないよ
山本「お前ら、勉強から話逸れてんじゃねぇか!」
あ、そだった。
『研磨サマ、いいんですか?合宿中音駒にマネージャーいなくなりますよ?!』
山本「大丈夫さ、なんたって合宿中のマネージャーはお前だけじゃないからな!」
『虎黙らっしゃい!!』
でこをべシーンっと叩く
孤爪「Aいないとクロがめんどくさくなりそうだし、それに…」
『いいのかー?木兎さんとかに絡まれても身代わりにできる私もいないぞー?』
孤爪「う、」
そう、梟谷の木兎さんは誰これ構わず絡むので、研磨が絡まれた時はよく私を生贄に差し出してくるのだ
山本「お前も相当苦労してるよな」
慰めるぐらいならいつも助けてください。
そんな目で虎を見るもスっと目を逸らされた。くそ
孤爪「はァ……わかったいいよ」
『えっほんと?!やった!』
孤爪「木兎さん対策できなくなるのは辛い」
『ほんと、酷いよね』
というわけで、家が前ということもあり部活終わってから家にお邪魔することになった
孤爪「赤点取ったらほんと許さないから。Lv100のミュウツー出すから」
『大丈夫!キャタピーからバタフリーにまで進化してやんよ!』
孤爪「……はァ」
期待してないのか冷たい目で見られた。泣きそう
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モモカ - ほんっとに!大好きな作品です!!続きお待ちしています! (3月30日 9時) (レス) id: 27d7d38379 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 最近ハイキューにハマり、モア様の小説にもハマりました!マネージャーで音駒から愛されているけど態度には表せているようで表せない感じとかめっちゃ好きです。こーゆー話大好きで楽しみに読んでます!ヤキモチ妬く音駒メンバーが面白いです。ありがとうございます! (3月24日 1時) (レス) id: c1ece59618 (このIDを非表示/違反報告)
モア(プロフ) - リーエルさん» あ、ほんとですね!ありがとうございます (3月16日 16時) (レス) id: 340f16b71c (このIDを非表示/違反報告)
リーエル(プロフ) - 小森ではなく古森ですよ。これからも応援しています! (3月16日 12時) (レス) id: 833dacd7d3 (このIDを非表示/違反報告)
コシヒカリ - あぁもうリエーフがかわいすぎる!!及川さんとの絡みもっと見たい! 続きお待ちしております♪ (3月12日 12時) (レス) @page26 id: 5687e9955d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モア | 作成日時:2024年2月26日 3時