17 ページ17
「あれ見た時に、あ、こいつ大丈夫だなって感じた」
「A知らないだろうけど、あんた音駒で結構有名人だよ？
"音駒の敏腕女(仮)マネージャー"って。」
ふむふむ、
要は……
『みんな敵ってことだな！』
女子のみんなも案外失礼だな！
あ、こいつは無害だわ。ですって?!
仮にも私、千鳥山の優秀マネージャーだぞ？なんだその最悪なあだ名は！
考えたやつ出てこい
あー、だから男友達もみんなどんまいとか声掛けてくるのか。逆に応援される始末
くそぅこんな学校やめてやるよ！(冗談)
だがしかーし！
私はたしかに音駒では女の子扱いされてない気がする。
でも外に出れば話は変わる
私は他校には意外とモテるようだ。多分。
まぁ言うても、どこぞのミミズクヘッドの主将さんなのだが、その話はまたの機会にしておこう
そんなこんなで今日も私は音駒高校でマネージャーを頑張っているのである
灰羽「そういえばAさんって、なんでマネしようと思ったんですか？」
夜久「あぁたしかに」
休憩中ドリンクを渡しているとふと聞かれたこと
『んー、あの時はバレーに関わることが幼馴染との約束だったからかな』
私はプレイヤーじゃないから女バレに入るつもりなかったし、夕にこの先会うためには男子バレー部だっただけなんだよなぁ
夜久「ふーん、でもその割にしっかり働くよな」
『それはもちろんどこであっても同じ！
でも今は、私に出来ること全部で
と素直に話すと2人は目を見開いていた
夜久「お、まえ、それはズルいだろ…」
夜久さんはなぜか手で顔を隠し天井を見上げていた
灰羽「俺今なんか心臓がギュッとなりました」
リエーフは心臓当たりを不思議そうに服を掴んで見ていた
『どうしたの2人とも』
黒尾「あーあ、またくらってるよ」
孤爪「うん、たしかにあれはずるいよね」
黒尾「あんないい笑浮かべられたらな」
黒尾( バレー部以外のやつらは、俺らがAに興味無いと思うだろう。実際にAもそう思っているし。
だが、俺らにとって雑な扱いはコミュニケーションのひとつであって、
恋愛とは結びつかない
なぜなら少なからず、俺はあいつが好きだから…
まぁ言うじゃん？好きな子にはちょっかい出したくなるとか、好きな子には素直になれないとか
うちはそんな奴らが多い、ただそれだけの話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1380人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モモカ - ほんっとに！大好きな作品です！！続きお待ちしています！ (3月30日 9時) (
レス) id: 27d7d38379 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 最近ハイキューにハマり、モア様の小説にもハマりました！マネージャーで音駒から愛されているけど態度には表せているようで表せない感じとかめっちゃ好きです。こーゆー話大好きで楽しみに読んでます！ヤキモチ妬く音駒メンバーが面白いです。ありがとうございます！ (3月24日 1時) (レス) id: c1ece59618 (このIDを非表示/違反報告)
モア(プロフ) - リーエルさん» あ、ほんとですね！ありがとうございます (3月16日 16時) (レス) id: 340f16b71c (このIDを非表示/違反報告)
リーエル(プロフ) - 小森ではなく古森ですよ。これからも応援しています！ (3月16日 12時) (レス) id: 833dacd7d3 (このIDを非表示/違反報告)
コシヒカリ - あぁもうリエーフがかわいすぎる！！及川さんとの絡みもっと見たい！ 続きお待ちしております♪ (3月12日 12時) (レス) @page26 id: 5687e9955d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モア | 作成日時：2024年2月26日 3時
