12 ページ12
そして最初の1本目は研磨のサーブからスタート
私は監督たちの隣に座らせてもらいスコアをつけていく
烏野がボールを上げ攻撃
ﾋﾞｭﾝｯ、ﾀﾞﾝｯ
『?!?!』
一瞬何があったのか分からなかった
開いた口が塞がらないとはまさにこの事で、音駒のみんなも驚きが隠せないようだった
犬岡「すげぇ速ぇ」
夜久「あんなとこから速攻?!」
そう、影山君のトスで翔陽が速攻を打ったのだ
しかも凄く速いスピードで。
猫又「なんじゃありゃ、トス見てねぇじゃねぇか！」
『目閉じて打ってますね』
相手の監督達はしてやったりとニヤリ顔をしている
研磨が翔陽を凄いと褒めていた
翔陽は特別その言葉に気にしていないけど、研磨は面白い観察対象を見つけたとこだろう
気付けば点は取られていく一方。これが音駒スタイルだけども…
『猫又監督』
猫又「分かっておる」
言わなくてもそのつもりらしくタイムアウト(TO)をとる
猫又「リベロもスパイカーも良いのが居るな…中でも1番は」
『セッターですね。あれはもう人知を超えてます。神技そのもの』
スパイカーの最高打点への最速トスもコントロールもすごい。さすが影山君といったところ。
それに、それを信じて飛んで打てる翔陽もすごい
猫又「まぁ天才はしょうがねぇ…が、天才が1人混じったところでそれだけじゃ勝てやしないのさ」
そう言って研磨を見る監督
孤爪「…翔陽が攻撃の軸なら、翔陽を止めちゃえばいいよ」
山本「翔陽？」
黒尾「あのすばしっこい10番」
孤爪「翔陽の動く範囲を狭くしちゃえばいいよ。見た感じ翔陽はただ単にブロックの居ないところに突っ込んでいくんだ。
だからブロックを反対側に寄せれば翔陽も動く。あとはひたすら追っかける。
たしかにあんな攻撃、最初に見た時はビックリする。
でも最初クリア出来そうにないゲームでも繰り返すうちに、慣れるんだよ」
『例えで言うなら、
まずはその鬼から金棒を奪っちゃいましょう!!』
と言うとみんなはこちらを見て
山本「案外ミケって怖いよな。」
その言葉に1年生もウンウンと頷いている
夜久「たしかに。一応あっちに幼馴染がいるのにな。容赦なしだな」
??
なんかおかしなこと言った？
不思議に思ってるとピピーッとTO終了のホイッスルが鳴った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1380人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モモカ - ほんっとに！大好きな作品です！！続きお待ちしています！ (3月30日 9時) (
レス) id: 27d7d38379 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 最近ハイキューにハマり、モア様の小説にもハマりました！マネージャーで音駒から愛されているけど態度には表せているようで表せない感じとかめっちゃ好きです。こーゆー話大好きで楽しみに読んでます！ヤキモチ妬く音駒メンバーが面白いです。ありがとうございます！ (3月24日 1時) (レス) id: c1ece59618 (このIDを非表示/違反報告)
モア(プロフ) - リーエルさん» あ、ほんとですね！ありがとうございます (3月16日 16時) (レス) id: 340f16b71c (このIDを非表示/違反報告)
リーエル(プロフ) - 小森ではなく古森ですよ。これからも応援しています！ (3月16日 12時) (レス) id: 833dacd7d3 (このIDを非表示/違反報告)
コシヒカリ - あぁもうリエーフがかわいすぎる！！及川さんとの絡みもっと見たい！ 続きお待ちしております♪ (3月12日 12時) (レス) @page26 id: 5687e9955d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モア | 作成日時：2024年2月26日 3時
