Sugar 2【SnowMan】 (ページ11)

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イヤイヤ期ページ11

人は誰しも子供の頃にイヤイヤ期が訪れるように、塩谷Aにもほんと稀に起こるイヤイヤ期が存在する……

ｶﾞﾁｬ

深「おはよー」

佐「おっはよー」
阿「ふっかおはよう」

みんなが挨拶してくれる中

深「あっれ、珍しいね」

俺が目線を向けた先には…

渡「おーす、」

『……。』

ソファに座る翔太の膝を枕にし抱きついているAだった

深「Aちゃーん？貴方の辰哉君が来たよー？」

後ろの方でふっかきも。とかやめて欲しい。とか一応聞こえてるからな？照にラウ？

『……。』

深「…あれれ〜？」

佐「残念だったなふっか。君もあそこの仲間入りだな」

と、肩をポンポンと叩いてきた佐久間が親指で指した方向には部屋の隅で蹲る目黒と康二の姿

ちなみに佐久間さんはもう立ち直ったんだぞ！と何故か誇らしげに言う

舘「今日のお嬢はごく稀にくるイヤイヤ期のようです」

あー、なるほど。

だから目黒はよく一緒にソファにいるAに断られて傷ついてんだな

こーじは……まぁいつも通りか

目黒と康二とラウはこのイヤイヤ期初めてか。そりゃキツい

阿「佐久間は1番初めに食らってから時間たってるから立ち直り早いんだよ」

佐「ふっか珍しく傷ついてないね？どしたの」

深「ふっ…Aに断られるのなんて、もう慣れたもんさっ」

向「なにカッコつけてんねん！1番かっこ悪いやん！」

グサッ

その後の1番Aに断られてるって事ですもんねって、悪意しかない笑顔で言ってくるラウール許すまじ。

向「にしてもなんで翔太君なんすか！」

康二も復活はやいね。初めてだと半日は信じられない状態続くけどな

渡「さぁな、ま、俺マイナスイオンでもでてんじゃね？」

と俺らを最大の煽りスマイルで煽ってくる

向「腹立つわー」

ﾗｳ「いつもはAちゃんに断られるランキング3位に入るのにね！」

ラウールよく言った！

渡「なんとでも言ってろ！」

『もう、ふっかうるさいよ』

と、そのままの体勢で話すA

深「Aちゃーん？翔太なんかやめて俺のとこにこない？」

『ヤダ。翔太君がいい』

向「ほんと珍しいっすね」

翔太も翔太で満更でもないのがなお腹立つんだよな