好きじゃないのに告白を…2【Fischer's】

心の準備 ページ35

真面目に仕事をしていたら



男3「シルクー！時間だぞ！終わりだー！」

シ「よっしゃー！じゃあ部活の方行ってくる！」



なんて会話が聞こえて、心の中でうらやましがる。
早く終わらせて告白しに行かなきゃ。






時刻は12時58分。



貴((あと2分…))






3



2



1




女2「はい！A仕事終了ー！おつかれ！」

貴『お疲れ様！』



私は急いで廊下を走る。
目指すは……お化け屋敷！






お化け屋敷に着くと、整理券を配るほどの長蛇の列。
理由はわかる。先輩だ。
先輩目当てで来る女子生徒で溢れかえっているのだ。

回転率がいいのか、どんどん進んでいって、いよいよ次の次。




ﾄﾞｸﾄﾞｸ…ﾄﾞｸﾄﾞｸ…


鼓動が聴こえるほどの緊張。


順番は次。


心の準備。


先輩に会ってまだ数ヶ月。
出会いは少女漫画のような感じだったなぁ…
あのときがなかったら、こんな関係にはなっていない。


色々とフラッシュバックする。




バスケ部員「次の方ー！どうぞー！」




さぁ。運命の時だ。

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