好きじゃないのに告白を…2【Fischer's】

帰宅 ページ15

遊「それじゃ！またね！」




先輩に家まで送ってもらって、やっと帰宅。
もしかしたら先輩から誕生日のお祝いがあるかなぁ？って思ってたけど、そもそも誕生日教えてなかったわwwwドンマイ！私！


時刻は9:30



お風呂に入って、出たら髪乾かして、歯磨きしてたら、じしてんててんてん〜♪と着信音。
液晶を見ると【シルクくん】の文字。




貴『もしもし？』

シ「俺だけど。」

貴『知ってるwwwあっ、今日ディ〇ニーにいたでしょ！撮影？』

シ「お、おう。でも、パーク内は撮影禁止だから撮れなかったわ！…ってか、おまえもディ〇ニー行ってたんだな！」




明らかに焦りを見せる声。
気づいてたけど、話しかけに来なかったんだよね。




貴『ありがとう。』

シ「なにが？」

貴『気づいてたけど、邪魔にならないようにしてくれたんでしょ？』

シ「…ま、まぁ。そういうことにしとけｗ」




シルクくんの優しさが身に染みる。




シ「そうだ。電話かけたのに話すの忘れてた。
明日、俺んち来いよ。撮影すっから！」




撮影か。そのときにマグカップ渡せばいいか！




貴『了解！朝からそっちにお世話になっていい？
朝ごはん作ってあげるからさ！』

シ「おっ？マジ！？よっしゃー!!!そんじゃ！また明日！アデュー☆」

貴『アデュー☆』




明日のことを想像すると、

なぜか胸が踊った。

楽しみにしてる自分がいた。

やっぱり、Fischer'sが好きだ。




明日はシルクくん以外に誰が来るんだろう？




そんなことを考えながら、幸せに浸り、眠りについた。

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