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放課後 シルクside ページ5

はぁー、ふざけんなよー!
ダホが寝坊したせいで草むしりとか…
今日はザカオもいるから
動画撮る予定だったのにー!
…まぁいっか!全員一緒だし!
あっ!今、持ってるiPhoneで草むしり映像撮るっていうのもありだな。そうしよ。


携帯をいじり、撮影の準備をしていると
視界の隅にしゃがむ女性が見えた


あの人、朝一緒に登校した人か。
真面目に草むしりやってんだな…
そういえば、同じクラスだったっけ?
名前は確か…瀬戸内A。
聞いたことあるような、ないような…
朝、急に手握ったりしたから迷惑だったかな?
話しかけてみるか…



シ「あの!今日の朝のこと、覚えてますか?」

貴『…ええ。』



急に話しかけたからびっくりしてる?
やべぇ。またこれも迷惑か?



シ「急に話しかけてすみません!
今日の朝、手を掴んだり走り出したりして
振り回しちゃってすみません!」



頭を下げると、優しい声で


『だいじょぶですよ』


と聞こえてきた。
顔を上げると優しく微笑んでいる。

そして、彼女も口を開く。



貴『あの…絹張くんですよね?』



えっ!?なんで俺の名前知ってんの?



貴『だって幼稚園から一緒ですから!』



心の声が読み取られてる!



貴『全部声が漏れてますよ?w』



あっ、なーんだ。そゆことか。

俺は疑問をぶつけた。




シ「そんで?幼稚園から一緒だったんすか!?」

貴『はい!小学校も中学校も!
隣の席になったことだってありますよ!』

シ「マジか!」



全然記憶になかった…まぁ、とりあえず怒ってなさそうでよかったー!



シ「とりあえず、しっかり自己紹介しときます!
絹張 諒です!シルクって呼ばれてるんで、
そう呼んでください!」

貴『あっ、わざわざありがとうございます!
私も自己紹介しますね! 瀬戸内Aです!
気軽にAって呼んでください!』



丁寧に挨拶してもらった。
これから仲良くなれるかな…。



?2「おーい!シルク!何してんのー?」



モトキがこっちに気づいたみたいだ。
それを見て他のメンバーもこっちに来る。
Aの頭の上には3つほどクエスチョンマークが見える。
とりあえずモトキに声をかけ、Aの方を向く。



シ「今そっち行くから待ってろー!
ごめん!あいつらの紹介はまた今度!
…そうだ!来週の水曜!昼空けといて!
じゃ!またな!アデュー!」



俺はメンバーの元へ向かった。

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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - SHKYSANBさん» コメントありがとうございます!少し内容を変えてしまったので、気になったら見てみてください!これからも更新頑張らせていただきます! (2018年4月8日 11時) (レス) id: 318cc8d8b4 (このIDを非表示/違反報告)
SHKYSANB(プロフ) - 面白い!!ゅのんね? 流石フィッシャーズ好き!! 現実にあったらいいな〜とも思ったりできる! (2018年4月8日 10時) (レス) id: c602cb5b72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mrs.ぱんぷきん | 作成日時:2018年4月7日 9時

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