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月日は流れ… シルクside ページ11

入学してもう2ヶ月。

そして、Aとお昼ご飯を食べるようになって大体2ヶ月。
初めてあった時に話してもらった通り、Aは幼稚園から一緒だった。
家に帰って、アルバムを見てみたら、Aと思われる姿が何度か写っていた。
母親に聞くと、親同士は仲が良かったらしく、今でも連絡を取り合っているようだ。

そして、最近知ったのだが、Aは結構俺のことを見ていてくれたみたいで、昔の話を沢山してくれた。

そんな所まで見てくれてたんだ

と思うと、少し嬉しくなってくる。


お昼になった。
いつも通りAに声をかけに行く。

Aの姿が視界に入る。
最近、声をかけに行くとぼーっとしている。
昼飯の時は元気にしてるけど、何かあったのかな。

俺を頼ってくれよ…。俺じゃ頼りねぇか…?

そんなことばかり考えるようになっていた。


シ「おーい!昼行くぞー!」


俺の声に気づき、はっと顔を上げる。
笑顔で


貴『はーい!今行きまーす!』


なんて言うもんだから、無理してんじゃねぇかなんて思っちまう。

前から気になっていたが、そろそろ敬語なしにならねぇかな…


シ「お前、そろそろ敬語やめたら?w」


Aは困ったように


貴『そのうち…w』


って。
俺には、敬語は俺とAの距離を痛感させられるように感じる。


シ「そっか…」


なんて返事をして、メンバーのいる屋上へ向かう。

もっと…もっと近い存在になりたい。

いつしかそう思うようになっていた。

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Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - SHKYSANBさん» コメントありがとうございます!少し内容を変えてしまったので、気になったら見てみてください!これからも更新頑張らせていただきます! (2018年4月8日 11時) (レス) id: 318cc8d8b4 (このIDを非表示/違反報告)
SHKYSANB(プロフ) - 面白い!!ゅのんね? 流石フィッシャーズ好き!! 現実にあったらいいな〜とも思ったりできる! (2018年4月8日 10時) (レス) id: c602cb5b72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mrs.ぱんぷきん | 作成日時:2018年4月7日 9時

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