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福本side
今日は久々のダンスレッスン日
前仕事があった俺は少し遅れて参加やったけど同じように仕事のあったこじけん、晶哉と一緒にスタジオに入った
スタジオにはもう誠也くんとひーがおって
ひーはすでに汗だくの状態やった
小「 あれ ひーちゃんってあんなに汗かく子やっけ？ 」
佐「 昔は全然汗かかんかったすよね 」
「 代謝よくなったんちゃう？ 」
レッスン着に着替えながらそんなことを話しとったらリチャくん、まっさんもスタジオ入り。
これで全員が揃ったんやけど ...
『 、っ はあ ... っ 』
すでに満身創痍って感じのひー
リチャ末が2人でこそこそと喋ってて そうこうしとるうちにリチャくんがひーの肩を抱えてスタジオを出ていく
小「 え なに ひーちゃんなんかあったんすか？ 」
末「 あいつ1時間くらい前からずっと練習しとってさすがにこれ以上は危ないから一旦休憩させる 」
佐「 1時間も？！ 」
正「 これは憶測やけどたぶん1時間やなくてもっとやってそうやけどね 、 」
末「 とりあえずは俺らだけでやってあいつを十分休ませたらまた7人で位置確認とかして .... 」
ばんっ！！！
誠也くんが今からの流れを俺らに説明しとる途中で勢いよく音を立ててスタジオのドアが開いた
リ「 おいA！！ お前休めって！！ 」
『 嫌や！ 俺も練習する！！ 』
全員がドアの方向を見るとひーの腕を引っ張って引き止めようとするリチャくんと珍しく声を荒げてスタジオに入ろうとするひーがそこにおった
俺はただただその光景を見つめることしかできひんかった
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作者名：にろ | 作成日時：2023年7月2日 22時
