紫 × 黄 ページ7
紫side
今深澤さんは自宅で絶賛ゲーム中です
俺は正直ゲームしてる時は誰にも邪魔されたくないのね？
できれば一人で黙々とやるか、大人数でわちゃわちゃやるかのどっちかで、言えば0か100なわけなんですよ
今は一人で黙々とやってる最中なんだけど...
背中から突き刺さるような視線をここ30分はずっと感じるんだよねえ...
「 ... あのー 岩本さん？ そんなに見ないでくれます？ 」
さすがにゲームに集中できなくなった俺はついに視線の主に声をかけた
黄「 .... 」
「 いや無言の圧やめて？！ 」
黄「 だって今日は俺と遊ぶ約束でしょ？ 」
「 仕方ないじゃあん ほんとは外行く予定だったのに雨降ってきちゃったし行くとこないし 」
黄「 だから映画館とか行こって言ったじゃん 」
「 眠たくなるからやだって言ったっしょ？ 」
黄「 もーいい ふっかなんて知らない 」
そう言って拗ねた顔で俺の背中側にあるソファーに俺と反対方向向いて寝転んだ照
... やることすべて可愛すぎない？？
もともとは外で遊ぼうってずっと照が誘ってくれててじゃあ今度のオフで行こっかってなってたんだけどドンピシャで雨降っちゃって。
今日がよっぽど楽しみだったのか、外じゃなくてもいいから映画館行かない？とかめっちゃ誘ってきてくれて。
あまりにも健気で可愛かったからついからかいたくなってツンケンした態度取ってたらめっちゃわかりやすく拗ねちゃった
俺はあまりの照の可愛さにやられて気付けばゲームどころじゃなくなってた
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作者名：にろ | 作成日時：2023年6月10日 15時
