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紫side
かれこれ2時間弱
踊っては休憩、また踊るを繰り返した
いやあ、深澤さんもうヘトヘトです
それはみんな同じみたいで
桃「 もう無理だあ〜！！ 」
緑「 今回もなかなかだねほんと笑 」
黄「 やりたいのめっちゃあって詰め込んだらこうなっちゃった笑 」
橙「 いやほんま照兄の頭ん中どうなっとんの？！ 」
黄「 ちょっと構成練り直すわ笑 」
休憩時間でさえもわちゃわちゃな俺ら
そんなわちゃわちゃから少し離れたとこに座る人が一人。
なるべくみんなが気づかないように静かに隣に座る
「 なべ〜？ どした？ 」
あぐらかいて下向くなべにそう話しかけた
青「 、 ふっか 」
ゆっくり顔を上げたなべの顔はびっくりするくらい白かった
「 え ちょ大丈夫？ 体調悪い？ 」
青「 いや 平気 」
「 いやいやいや 平気じゃないでしょこれ 」
青「 大丈夫だって 」
... 忘れてた なべにはこういう聞き方しちゃいけないんだった
大丈夫じゃなくても大丈夫って答えちゃう人だから。
どうしたもんかと困ってたら助け舟が。
赤「 翔太 だめだよふっか困ってる 」
青「 、 だって平気なんだもん それに俺一人の事情で振り入れ止まんのやだし 」
赤「 それで無理して翔太が倒れちゃうほうが俺はやだよ 」
「 そーだよ なべの体調が第一なんだから 」
俺だけじゃ折れそうになかったのにだてが来てからちょっとずつ平気を装った顔が苦しそうに歪みだす
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作者名：にろ | 作成日時：2023年6月10日 15時
