ゼロヨン ページ13
部活も終わり､久しぶりに速水のサッカーを見た私は､未だに興奮が収まらない｡
水鳥:｢あんた本当に速水の事好きだな｣
貴女:｢だぁって､カッコよくない！？ ゼロヨン！！ってさぁ〜！｣
水鳥:｢あー､はいはい(笑) まっ！それだけ学校のマドンナに愛されてんだ！自信持ちな！！速水｣
バシッと速水の背中を叩く水鳥は､ヒヒッと小悪魔の様に笑う｡
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貴女:｢みんな､また月曜日ね〜！｣
松風:｢お疲れ様でしたぁ〜！！｣
別れ道になり､何人かの部員に声をかけ､私達はそれぞれの家に向かおうと､背を向けた｡
…その瞬間だった｡
強い光が私の眼を照らし､同時に｢キキーッ｣
と､大きな音が辺りに鳴り散らされた｡
皆:｢A…っ！！｣
･
･
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辺りが何事も無かったかの様に静まり､私はそっと目を開ける｡
速水:｢大丈夫ですか！？Aさん！｣
自分の背後から聞こえた声に振り向くと､心配そうな顔をした速水｡
更に辺りを見回して､ようやく分かった｡
･
あの時と同じ｡
目の前では､知らない人が､目に涙を溜めて必死に謝って心配をしている｡
運転手さんだろうか？
私…､また車にひかれそうになったんだ｡
安心したのか､私の目からも涙がこぼれ落ちた｡
さっき別れたはずの皆も､心配してくれているのか､私の方まで来て
｢良かった！！｣
と言ってくれる｡
倉間:｢大丈夫か！？怪我してねぇか？｣
錦:｢危なかったのぉ｡ 速水が気付かんかったら､今頃おまんは病院送りだったとこぜよ！｣
神童:｢我慢するな｡怖かっただろ？｣
バカみたいに泣きじゃくる私の頭を､神童は撫でてくれた｡
速水:｢良かった｡ 無事で本当に良かったです｡Aさんに何かあったら俺…｣
貴女:｢ありがとう…､速水…！！｣
私は､力強く速水を抱き締めた｡
まさか､こんな所で必殺技に助けられるなんて…
やっぱり､速水はカッコいいや…｡
私達はこれを気に､更に絆を深めた｡
ラッキーアイテム
革ベルト
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浜野鶴正 - 2018年の今読んで好きになったんですけど、良かったら更新して下さお願いします。リアルでも頑張って下さいね(*^^*) (2018年8月1日 18時) (
レス) id: 76900bd172 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - 神羅さん>>わぁぁ///ありがとうございます！お知らせでは､ああ言いましたが､気分で書くかもなんで！今までありがとうございました(泣) (2012年3月1日 17時) (携帯から) (レス) id: f90c8ebf5e (このIDを非表示/違反報告)
神羅 - はじめまして！実はいつも拝見させていただいてました!!凄く優里さんの小説好きだったので残念です(´；ω；｀)頑張ってください！ (2012年3月1日 0時) (携帯から) (レス) id: ef8237a3a0 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - 彗零>>ありがとう！ できるだけ頑張るよ(^^* (2012年2月18日 0時) (携帯から) (レス) id: f90c8ebf5e (このIDを非表示/違反報告)
彗零(プロフ) - お疲れさま！！頑張ってね＞＜待ってるよ！！ (2012年2月17日 18時) (レス) id: de479a3289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優里 | 作成日時：2011年11月14日 17時
