愛ってなんですか《男主》 (ページ41)

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『お疲れ様です』「お疲れ様でーす」

『A』『わ、誠也くん、お疲れ様です』『可愛い』
『えへへ、誠也くんも可愛いです！お写真撮りませんか？』
『なんかA慣れてきた？すぐ流すようになってる』

つまんなさそうにする誠也くんに近寄って写真を撮る

カメラを向けると笑顔でハート作ってくれたけど…

やっぱり誠也くん可愛いなぁ、、女の子みたいなんて撮った写真を見て微笑む.
ファンの皆にも見せてあげようっと！

『じゃあ着替えましょっか？』『Aこっち向いて』
『ん？……ひゃあっ、！』

既にウィッグも取って服もほぼほぼ着替えた誠也くんがいた

『油断したなぁ、？』

僕の後ろには机があってもう後退り出来ない

足と手でホールドされて、誠也くんの色っぽい表情が近付く度ドクドクと心臓が音を立てる

『Aの事大事にしたいけど、もう我慢ならんわ.』
『っ、、』

『していい、？』
頭が混乱して、どうしたらいいかも分からなくて

『嫌？』
聞かれても自然と嫌じゃないから更に訳が分からなくなる

『いや、じゃ、、ないです……っ』『ほんまずるいわ』

リップ音が響いて、離れた時僕に着いていた赤いルージュが誠也くんの唇に薄づいていてつい見てしまった

『そんな見んといてや、穴あくやろ』
悪戯っぽく笑う誠也くんにまたドキドキして思わず軽く手をぐっと握る

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「誠也くん、榊乃ちゃんどこ行ってたんすか」

『いや更衣室で着替えとったけど』
『なかなか楽屋帰ってけぇへんからどうしたんかなって話しててん』

「A…元気ない？大丈夫？？」『………え、あぁ、大丈夫やで？元気ないように見えた？』
「いやなんかぼーっとしてたから、顔赤いし熱あるんちゃう？」

『や、大丈夫！大丈夫やから』

『ほんまに？？』
誠也くんがヘラヘラと笑いながら前から手で頬を挟む.
絶対揶揄ってる………
『も、もぉ、誠也くん…』『あははっ、可愛いなA』

「誠也くん僕のA取らんといてください！」
『はいはい』
「……なんか張り合いなくておもんない」

後ろから晶哉くんがハグしてくるけど、余裕のある誠也くんは流してどっか行ってしまった

ていうか、好き、？キス？……色んな後輩にこんな事しとるん、？

僕はどうしたらええん…っ？