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｢お疲れ様｣『…お疲れ様です』｢目の下、クマあるけど大丈夫なん｣
『なんで皆そんなすぐ気付くんですか？』｢Aの事よう見てるからに決まってるやん｣
『絶対女性にモテるタイプですよね』｢……話逸らしたな？｣
『ほんとに！！大丈夫なので！！！』｢逃げんな！｣
｢観念して俺に言いなさい、やないと離さんからな｣『待って待って！言うので！離してください！！！』
｢しゃあないな｣
『ほんとに他のメンバーさんには言わないで欲しいんですけど、』
｢………うん｣『見間違いかもしれないんですけど、ストーカーみたいな人が帰りつけてきてて…』
｢……なんでもっと早く言わんねん｣『確証が持てなかったですし…』
｢ちょっとでも不安やったら俺に言うてきいや.毎日送ったるから.タクシーでもええし｣
『いやいや！そんな面倒事に巻き込めないですよ…』
｢めんどうやなんて1つも思ってへんから｣
『優しいですね本当に』｢Aやから、優しくしてんねん. とりあえず今日は俺と待ち合わせて帰ること.絶対やで｣
『は、い……』
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『お疲れ様です』｢お疲れ. ｣
『本当にいいんですか……』｢ええよそんなん、俺が好きでやってんねん.お前になんかあったら一生引きづるやろ｣
『言わなきゃ良かったですかね』｢いつまでうだうだ言うてんの小島さんと帰れんねんで？もっと喜ばな失礼やろ｣
『それもそうですね.嬉しいですありがとうございます』
｢言わされた感ない？｣『ないですよ〜！』
2人で話しながら歩く帰り道.
駅前ですれ違った男が脇道から出てきてAの横を通り過ぎた
｢っ！？｣『………あ、、い、まの』｢あいつやな.確実に先回りしてきてる.｣
『今まで後ろからで、前から来てすれ違う事なんて、、無かったのに…』
｢隣に知らんやつが歩いてるって思って見に来たんやな｣
『どう、しましょ……』｢大丈夫や俺がおるから｣
小さな手をギュッと握ってあげると手先まで冷えていて安心させるように強く握り直した
家の前に着いてもAは下を向いてなかなか家に帰りたがらへんくて、
握った手も指の先を掴んで離さんかった.
｢ぎゅってする？｣『……する』
｢もしあれやったら…今日泊まって行ったろか？｣『良いんですか？！』｢こっちのセリフやけど…｣
『泊まっていってくれるなら…凄く嬉しいです』
｢よし、じゃあそうしよ.ピザ取ってピザパーティする？｣
『しましょう！』
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作者名：緩菜 | 作成日時：2023年2月13日 0時
