畑の愛のカタチ（短編集）

.（T.n×T.t） ページ29

『ね？面白いでしょ、畑の皆って笑』


「見てて笑いそうになりましたね笑」

多分上手く付き合ってる事を隠している、、、と思っている俺たちは

2組のカップルの微笑ましさに笑ってしまった

『でも本当は俺も、別に適当に好きな人と組めばいいと思うよって言いそうになったけど あの人たち深く考えすぎて逆に恋人と別々の部屋にしそうだから言うのやめちゃった笑』


「あー、確かに深読みしそう笑」

そんな
たわいもない畑の皆の話をしながら夕食の時間までまだ少しあるのでベッドに座って2人で喋る


『ねぇ』

「なんですか？」

俺の手の指をてつぽんの手に絡ませる


手からぐっと引き寄せ


触れるだけのキスをする


「そんなんで満足ですか？俺はまだ足りないですけど」


立場が逆転し、腕を強く引かれ


何度も深いキスをする.

息苦しくなるのに

それが快感でもあって、

酸素が薄くなっていく度に

足の先からゾクっと快楽が全身を襲い

どんどん堕ちていく.

『これでもまだ足りないや』

「続きは後で」

ニヤッと笑うてつぽんともう一度だけキスをし

何事も無かったように部屋を出た

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