9人でシェアハウス。＿HSJ＿

34話 山田side ページ35

え、何



皆はニコニコとした笑みで呆然と立ちすくむ俺を見ながらこう言った。




全-知山高「ようこそ、我が家へ！！」



……………はぁ…？




なんか某ドラマみたいなセリフだったんだけど…



山「…な、何事…？」



よくよく見ると、皆の手には使い終わったクラッカーが。




大「へへっ、ビックリした？」




伊「いえー、大成功」



山「や、あの、ビックリした…んですけど、何…？」





裕「驚きすぎて敬語になってるw」





圭「高木くん、誘っても出てこなかったから…

ホントは８人でこのサプライズしようって言ってたんだけど…ゴメンね」





ちょ、誰も質問に答えてくれないんですが。




誰か質問答えろよ、と思っていると裕翔が俺に近づいてきて耳元でこう言った。



裕「ホントは大ちゃんがヤマに『イタズラしたい』って言ってたんだけど、イタズラだとホラ…色々大変だからサプライズにしたの」





「イタズラ、俺も仕掛けたかったんだけどね」とイタズラっ子ぽく笑った。





山「な、なんかよくわかんないけど……ありがと…？」


誰にお礼を言えばいいのか……。


とりあえず、裕翔にお礼を言った。



裕「どういたしましてっ

でも、俺より大ちゃんの方にお礼言いな？」




山「？」




裕「元々、ヤマを驚かせたいって言ったのは大ちゃんだし

大ちゃんがその発言してなかったらこんな素敵なこと出来てなかったしね」





そっ…かぁ。




そうだよね。


元はといえば大ちゃんのおかげらしいし。




お礼、言っとかなきゃな。




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知念ちゃんHPB♡

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