【ヒロアカ】ヒーローなんてブッ潰してやる。 (ページ6)

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助けてやるページ6

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学校のねぇ土曜日の午前

俺は一人でゆっくり住宅街を歩いていた

耳にしているイヤホンから気に入ってる洋楽が流れる

ガラにもなく見舞いに来た。Aの

昨日、ヴィランの襲撃でAの家がやられた

家族もだそうだ。

出血量が酷く、その亡くなった家族の前にAが倒れていたらしい

学校終わりに急いで家に寄ると家は全壊だった。

警察によるテープが張り巡らされていたが
手前辺りに生々しい血痕が残されていた。

周りの家は少ししか被害を受けていないらしく今じゃ普通に生活している

ふと、よく目を凝らしてAの家族を見る

不謹慎だが身体を潰されたAの兄の手に何かが握られていた

俺がAの家に遊びに行くと絶対目にする写真立て

確か誕生日プレゼントなんだ、とか言って喜んでいたのを思い出す

「 ( 黙って見過ごせばここら一帯は全て更地化してあの写真立ても処分だろうな ) 」

そう思えば行動にすぐ移した

取って下さい、と言えばすぐに取ってくれた

Aの被害を気の毒に思ったのか警察は眉を下げて取ってくれた。

酷く割れた写真立ての中で笑う四人は幸せその物に見えた

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病院に着きAの番号を聞く

420号室、4階までエレベーターに乗る

イヤホンを外してスマホと一緒にポケットに入れる

着くと右に曲がればすぐに420号室だった

二回ノックすればはぁい、と間抜けな声が返ってくる

「 ……よぉ、」

『あ、勝己。』

やほ、と返したAの顔は酷くやつれていた

【前の面影は何処へ消えた？】

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タイトルについてです！

潰してやる(番号)が夢主視点

助けてやる(番号)が爆豪視点

です！これからもよろしくお願いします！

とわ

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