白の鎖と黒の鍵【オリジナル】 (ページ5)

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構造ページ5

「今日はきついぞレベル８だ」

レベル８、とは
危険度を表されている
レベル１からレベル10まであって

８、９、10は必ず俺と上…先輩と出なければならない

少し、この特殊組織の仕組みについてはなそうか、

この組織のトップは三人いて、その顔は誰も知らないらしい、さらにその下についているエリート中のエリートな人達が、５人組って呼ばれてる

その中の一人が先輩だ、
こう見えて先輩はものすごい強いから、うん

そしてその５人一人ずつが５つの班の指揮を取るその５つの班のなかで一番猛者揃いのところのリーダーを５人の一人がやるって訳、

分かりにくいから、その５人の一人ってのを先輩だとすると…

先輩が５つの班をつくって、その中の一番優秀な班のリーダー枠に先輩が入りますって感じ…かな

でもって、その優秀な班をまとめ、造り上げたのが副リーダーの俺でありまして…

リーダー枠とられてリーダーじゃなくなったけど、５人組の一人が入った班の給料は結構良くなるんだ…へへ

それに、先輩はスッゴい強いから密かに尊敬してしまったり

他にも処理班とか、調査班とか、科学班とかあるんだけど、基本的な労働は俺たちの役目なんだよね

「…あ、」

急に前を歩く先輩が止まる
急だったので、俺は思いっきり先輩にぶつかる

「あだ！す、すみません…」
「いや、こっちも悪かった、これを見てくれ」

そういって携帯を見せる
メールの内容は
『今回は別の班にも同行させる、彼女は調査班の副リーダーで、魔力も魔力量も強いので役に立つと思う、』
と言った内容だった

「どんな人かな？先輩の花嫁希望だと良いですね」
「そんなん要らねぇよ」

冗談を交えつつ会話を始める
…さほど、気になってなかった

ホントに、今の今まで