9話 ページ10
その後のトォーテムさんの話を右から左に聞き流しながら私は自分なりに考えた。
ピエロさんは人間とサタン様の子で私を知るために記憶を売った。
…なんで私のこと知りたかったの?
…私のこと、どこまで知ってるの?
ぐるぐると思考が回ってる中
「さぁ、行きましょうか」
「「え?どこに??」」
ピエロさんがいきなりしゃべって困惑する私とトォーテムさん
「聞いてなかったんですか?そりゃあ二人でしゃべってましたもんねー…」
ピエロさんは拗ねてそっぽを向きながら言う
…?この反応どこかで見た気が…
…ッ急に…めまいが…
『―――Aちゃん!あぶないッ!!』
『…――――と君?――――!!』
「!?」
「大丈夫ですか!?A様!」
ピエロさんが心配そうに駆け寄る
そうか…私倒れたんだ…
さっきの記憶は…何?
あれは…きっと昔の記憶…だよね?
…あんまり覚えてないけど…
いつも顔に…ガーゼつけてた…
男…の子…?
「…あ…大丈夫です…」
そういいながら目がうつろな私に心配して
声をかけ続けるピエロさん
何が起こったかわからないけれど…
わたしは…何か大事なことを思い出そうとしている…
それだけは分かった…
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きりさ(プロフ) - 罪花さん» 頑張ります!!ありがとうございます! (2016年7月21日 3時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
罪花(プロフ) - めっちゃ面白いです!初っ端から笑いましたww更新頑張ってください!! (2016年7月20日 20時) (レス) id: 048048a415 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - ぱーきんぐさん» そんな照れる…ありがとうございます! (2016年7月17日 5時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーきんぐ - もっっと評価されるべき小説!! (2016年7月17日 4時) (レス) id: 5a659b4815 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2016年7月17日 1時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きりさ | 作成日時:2016年7月16日 22時