5話 ページ6
しばらく歩いているとお腹がぐー！っと盛大になる
食欲も感じてる…やっぱこれは現実か…
食べられそうになったのに…認めるしかないね
私は気を取り直していざ行くぞ！と顔をあげるとピエロさんはこっちを見ている
「…な、なんです？」
「おにぎり有りますけど…食べます？」
………
さっきのお腹のおと、バレてた…
顔が熱い
たぶん真っ赤だ
「…い、頂きます」
でも受け取る。
そんなしぐさにピエロさんは笑ってあそこで座って食べましょうと提案した。
食べてる途中
「もうすぐで『第三の遺跡』に着きます」
そう言われた。
第三の遺跡…？
聞きたかったけど、人間食欲には負けてしまうものである。
聞きそびれた。
食事を済ませ暫く歩くこと五分。
第三の遺跡らしき場所についたみたい
「ピエロさん、第三の遺跡とは？」
「簡単に言えば転移です。全部で15までの遺跡があり、A様が元の場所に戻るためには『第十六の遺跡』で転移する他ありません」
ん？１６？１５までなのに？
それに何で記憶ないのにそんなに詳しいの？
とりあえず、
一つずつ聞いてみよう
「ピエロさん何でそんな詳しいんですか？記憶を売ったはずじゃ…」
ピエロさんは仮面を指差しながらいった。
「記憶を売る際、どうしても残したいことはここに書いておいたので、」
それって契約違反じゃ…
そうは思うがもうひとつだけ聞きたいことを聞く。
「最後に、第十六の遺跡じゃないと帰れないんですか？１５までしかないんですよね？」
ピエロさん考えて首を横にふる
「予想になります」
「お願いします」
「A様がこちらにくる際、第十六の遺跡が精製された、そしてその遺跡を使ってこちらに来たのではないかと思います。普通、遺跡から遺跡に転移するとき、別の場所へ飛ぶはずは無いのですが…」
私の部屋には第十六の遺跡らしきものはないし
結局は、
「正しくは分からない…」
「そう言うことです、転移はここからできます」
案内された場所は、魔方陣の書かれた場所だった。
ここに立つのかな…
私はふと考えがよぎったが、転移してからでもいいよね…
私は息を吸い込み魔方陣へ一歩踏み出した。
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きりさ(プロフ) - 罪花さん» 頑張ります!!ありがとうございます！ (2016年7月21日 3時) (
レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
罪花(プロフ) - めっちゃ面白いです！初っ端から笑いましたww更新頑張ってください！！ (2016年7月20日 20時) (レス) id: 048048a415 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - ぱーきんぐさん» そんな照れる…ありがとうございます！ (2016年7月17日 5時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーきんぐ - もっっと評価されるべき小説！！ (2016年7月17日 4時) (レス) id: 5a659b4815 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2016年7月17日 1時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりさ | 作成日時：2016年7月16日 22時
