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4話 ページ5

「あなたは…ピエロの方?またあったね」
後ろから声がしたので後ろを振り替えると
ピエロさんよりは身長の低い男が立っていた
ピエロさんは一歩前に出て
「ああ、トォーテムさんこんにちは、」
握っているてに力がこもる。
絶対に離れるな
そう言うことだろう、でもなんで?
「ところで…その子は?」
にこにこ笑顔で爽やかそうな人の声色が興奮を押さえるような声をする
「人間だよね?一人で食べるつもり?ずるいなぁ�・俺も混ぜて?」
ビクッ
鳥肌がたった
食べる?私食べられるの?
「ごめんなさいね、食べる気も渡すつもりもありませんから、」
ピエロさんはそう言うと、
私をいわゆるお姫様抱っこして
軽々とジャンプし、その人の顔を思い切り蹴飛ばしてしまった。
「掴まってください、走ります」
私はぎゅうっと掴み、私ピエロさんの胸元に顔を埋める
どくん…
心臓が動くおと
ピエロさんは人間だよね…?
でも、人間を食べようとしてた人と普通に話してた
なんだかこわくって、
頭をグリグリ押し付ける。
「あの?」
「…」
「もう逃げ切りましたよ?」
ずーっとグリグリ…
なんだろう…走ってないのに心拍数高いような…?
「あの…それは、あんまりです」
「…へ?」
「私の心臓持ちそうにないので止めてください」
そう言うピエロさんは耳まで真っ赤
ポポポッ
ピエロさんをみていると私まで恥ずかしくなる
「ごめんなさい!ええっと…えっと…」
あたふたあたふた…
じたばたじたばた…
顔を手で被って足をばたつかせると、ピエロさんはくすっと笑う
「いいんですよ、怖かったんですよね?」
頭ポンポンされる
不思議と嫌じゃなかった
こくんと頷くと、ピエロさんは私を立たせて落ち着くまで歩きましょうか
そう言った。
謎の多い、優しいピエロさん
徐々にあしたのデートに対する関心が薄れていく自分がいた。

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きりさ(プロフ) - 罪花さん» 頑張ります!!ありがとうございます! (2016年7月21日 3時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
罪花(プロフ) - めっちゃ面白いです!初っ端から笑いましたww更新頑張ってください!! (2016年7月20日 20時) (レス) id: 048048a415 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - ぱーきんぐさん» そんな照れる…ありがとうございます! (2016年7月17日 5時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーきんぐ - もっっと評価されるべき小説!! (2016年7月17日 4時) (レス) id: 5a659b4815 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2016年7月17日 1時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりさ | 作成日時:2016年7月16日 22時

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