3話 ページ4
「ピエロさん、何で自分のことは知らないのに、私のこと知ってるんですか?」
何の気なしに聞いてみた
うーーんっとピエロさんは唸っている
聞かないほうが良かったかな、そう考えていると
「あなたを知るために、記憶を売ったんです」
と言って前を向いてしまった、
声色も変えずに言うから、ホントなのかなって信じそうになる
今の寝ようとしたらここにいた状態も考えられないのに
「着きましたよ、此処です」
ピエロさんは私に手をさしのべる
「これから先何かあるかもしれません。後悔しないうちに今やりたいことでもします?」
私はピエロさんの手のひらに自分の手をのっけて
「ピエロさんの素顔みたいです」
え、ピエロさんは固まる
自信がないのでとかを理由にいろいろ理由をつけ始めたので、やっぱいいです。そう言っといた
ピエロさんなぞが多い人だな…
「最後のお別れのときくらいはいいでしょう」
小さい声で囁かれた言葉を心の声で復唱し
「絶対ですよ!」
約束をした。
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きりさ(プロフ) - 罪花さん» 頑張ります!!ありがとうございます! (2016年7月21日 3時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
罪花(プロフ) - めっちゃ面白いです!初っ端から笑いましたww更新頑張ってください!! (2016年7月20日 20時) (レス) id: 048048a415 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - ぱーきんぐさん» そんな照れる…ありがとうございます! (2016年7月17日 5時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーきんぐ - もっっと評価されるべき小説!! (2016年7月17日 4時) (レス) id: 5a659b4815 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2016年7月17日 1時) (レス) id: 4915ead904 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きりさ | 作成日時:2016年7月16日 22時