検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,220 hit

クラクション ページ1

A「もう無理…。」




家から中間地点までとりあえず頑張って走ったけど

体力が限界にきた


どうしよう。


A「あ、連絡。」


マネージャーに連絡するの忘れてた…。


慌てて電話をかける



A「嘘でしよ。」



出る気配無し。



ますます顔が青ざめた









プップー






後から車のクラクションが鳴った

邪魔だったのかも。
どかなきゃ







??「Aちゃん!」

A「え?」




振り返ると運転席の窓から見たことある顔が


A「涼太くん!」


涼太「さっきさ、Aちゃんが走ってるの見えたから追いかけちゃった。」

A「そうなんです。今急いでて…。」

涼太「なんかあった?」

A「遅刻…。」




恥ずかしくてぼそっと言った



だってさ、こんなかっこよくて王子みたいな人に恥さらすなんて…。



あーもうほんと馬鹿した。






A「なので、いってきますね!」



全力で走ろうとした








涼太「待って!」

A「?」






涼太「俺が送ってあげる。乗って!」





えっ




A「でも…。」

涼太「遠慮しないで。」




わざわざ降りて助手席のドアを開けてくれた

なんだかお姫様になった気分



A「ありがとうございます。」

涼太「いえいえ。ほんとおっちょこちょいだな笑」

A「あはは…笑」



本当に恥ずかしい!!!








事務所についた





涼太「はい。」

A「すみません…。」



また助手席のドアを開けてもらった



はぁ。もう本当に王子だ。



涼太「仕事、頑張ってね!」

A「はい!ありがとうございました!」



私が見えなくなるまで見送ってくれた


素敵。対応も容姿もかっこいい。









A「わっ!」


曲がり角で人とぶつかりそうになった


マネ「あ、A」



やばい、怒られる。



覚悟を決めようとしたとき、



マネ「お仕事午後になったって…っていう連絡をしたかったんだけどA気づかなかった…。」






よ、良かったぁ…




A「遅刻かと思いました。」







涼太くんに送ってもらったり遅刻じゃなかったり



今日割とついてる。

お礼→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.9/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 続編ならオリジナルフラグくらいちゃんと外してから更新して下さい (2018年2月13日 7時) (レス) id: fc2891c15c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ざくろ | 作成日時:2018年2月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。