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ココア ページ47

玲於side




玲於『ふらつくなよ。色々と。』

A『明日になったらさめるよ!多分!』







意味分かってねーだろ…

まぁ別に今は分かんなくてもいいけどさ、









亜嵐「あ、ここにいた。」

玲於「亜嵐くん。」

亜嵐「隣、座るよ。」

玲於「うん。」




1人分、ソファーが沈んだ









玲於「まさかだよな…。」

亜嵐「うん。」

玲於「よりよって涼太くんって笑」

亜嵐「きつい?」









玲於「きついっていうか怖い。」

亜嵐「どういうこと?」

玲於「誰かのAになるのが。」



最近テレビとか雑誌とかでAと男が話してたり盛り上がってたりするだけで腹立つ







亜嵐「ふっ笑」




急に笑いだす亜嵐くん




玲於「何笑ってんの。」

亜嵐「玲於ってそんな一途で悩む子だっけ?って笑」

玲於「人が真面目に喋ってんだけど?」

亜嵐「ごめんごめん笑」



まぁ、言われてみれば俺ってかなりAにぞっこんな訳で。




玲於「涼太くん、女の子の間では王子キャラで通ってるから…。」

亜嵐「あぁ笑」

玲於「俺とは正反対の人だし。」








亜嵐「今から言うことよく聞いて?」


急に真面目になる亜嵐くん


玲於「なに?」






亜嵐「涼太くん、あー見えて割と肉食だよ。1回好きになった人は必ず落とすと思う。」




はーまじかよ。



玲於「完敗じゃん。」

亜嵐「玲於シャイだからね笑」






俺だって男の中じゃ割とAと距離近いからなんでもできるっちゃできるけど…



好きだからね、手出したいって気持ちと
好きだからまだ出せないっていう気持ちがあって





玲於「なかなかなれねーわ笑」

亜嵐「でも時間かけた方がいいよ。早まって自爆するよりかは笑」

玲於「そうだな。」









亜嵐「やべ、そろそろ事務所出なきゃ。じゃあ!頑張って!」









また静かになる






涼太くんあいつのどこをそんなに惚れてるんだろ





くっそー。みんなからは王子王子言われてるけど俺にとったらブラック王子でしかねーよ。




玲於「あ、ココア。」



飲み忘れてた買ったココア


すっかり冷えてしまった









そういえばあいつもココア買ってたな
あいつ大の甘党だったわ




玲於「甘くねえ…。」






甘いはずのココアがちっとも甘くなかった




むしろほろ苦かった

夢→←二日酔い



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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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おれお(プロフ) - 初コメント失礼致します! いや〜切ないですね(TT) 玲於くん主人公ちゃんの側にいてあげて欲しい!!と とてももどかしいような気持ちになります!ざくろさんのお話の展開、言葉選びすごく好きです!これからも読ませていただきます!頑張ってください! (2018年1月28日 18時) (レス) id: de2ff62a05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ざくろ | 作成日時:2018年1月10日 21時

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