愛し方、愛され方

酔いが覚めたら ページ44

玲於side




ー朝ー


なんで俺、ソファーで寝てんだろう

昨日Aとご飯行ってから全く記憶が無い


どうやって家に帰って

ベッドじゃなくてソファーなのか








俺結構酔った…。


いつもの悪い癖





飲みすぎ







今日もインタビューや収録だって
最近忙しすぎる

奇跡的に二日酔いしなかった









玲於｢何着ようかね。｣


独り言言いながら服を選ぶ



俺はいつもラフな感じだったりするんだけど…


ふと涼太くんのインスタを開いた




昨日のAの服…









何気なく取ったのは女子が好きそうな俺とは正反対の、爽やかな男子が着るような服ばかり






あいつそういうの好きそうだな〜…







ふっ笑





思わず笑ってしまう



これにしよう。




Aに会えるかな
どんな反応するんだろ。




俺は軽快な足取りで事務所に向かった









玲於｢え、Aいないんすか？｣

マネ｢Aちゃんは今ロケ行ってるよ。｣





ちぇ、つまんねーの。





俺は男臭い楽屋へ向かった。



玲於｢うーす。｣

亜嵐｢おー玲於ー！｣

メン｢はよーっ。｣

玲於｢うーす。｣




俺はまっすぐ楽屋の中にあるソファーに座った

ゲームでもするか。





龍友｢玲於元気ないやん。｣

裕太｢なんかあったん？｣

玲於｢知らねー。｣





ちょっと変な空気になる楽屋




亜嵐｢まぁ玲於が機嫌悪いのいつもの事じゃん？｣

隼｢そうっすねー。｣



他のメンバーも確かにーって納得した


亜嵐くんののおかげ(？)でいつものGENEに戻る




いや俺それには納得できないんですけど？笑






おっ、こいつレベルアップした
いけいけっ。
あーくっそー…。



ゲームに夢中になってた頃





涼太｢そういや今日Happinessいないよね。｣


はい知ってまーす。



亜嵐｢そうみたいだね。｣

龍友｢いつもきゃーきゃー騒がしいからなぁ。事務所が静かやな。｣

隼｢なんか龍友くんがいうと誰目線なのか分かんなくなる…。｣








涼太｢Aちゃん、可愛くない？｣





え






思わずゲームしてた手を止めて涼太くんを見た

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